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とりかえばや物語 (文春文庫 た 3-51)

とりかえばや物語 (文春文庫 た 3-51)

とりかえばや物語 (文春文庫 た 3-51)

作家
田辺聖子
出版社
文藝春秋
発売日
2015-10-09
ISBN
9784167904692
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とりかえばや物語 (文春文庫 た 3-51) / 感想・レビュー

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優希

面白くて懐かしい、そんな気持ちになりました。氷室冴子さんの『ざ・ちぇんじ!』のおせいさん版。凛々しい若宮・春風と美しい姫君・秋月。実は性別を偽っているのですが、完全に心が男性・女性というわけではないのが「自分らしさ」として描かれているように思います。それぞれがジェンダーについて悩みつつも、自分の生き方を貫く決意をしたからこそ、幸せをつかめたのだと感じました。元々は平安時代後期に書かれた物語で、当時にしてみれば相当衝撃的だったことでしょう。かつてどのように読まれていたかも興味深いところです。

2016/11/30

佐島楓@勉強中

原文にあたるわけにもいかず、でも読んでみたい作品だったので今回田辺さんの筆で拝読できて本当によかった。男女の入れ替わりという現代でも通用するテーマで、時々「あれ、これは春風? 秋月?」と混乱するくらい、はちゃめちゃになってしまう物語が古典に存在するのがすごくおもしろかった。

2015/12/14

豆乳くま

さいとうちほさんの漫画を読んでいるので是非原作もと。田辺さんの現代訳は二作目でやはりとても読みやすく親切だと思いました。脳内ではさいとう版のキャラが動いてくれて更にわかりやすくて(笑)現代よりも遥かに男女の隔てがあった平安時代に女性だって頑張りたい、認められたい、ただ待つだけの退屈な日々なんてまっぴらご免、と意思表示する進歩的なこの作者はやはり女性でしょう。それにしても夏雲の気の多い事。そして女性姿から男性に戻った秋月の男性ライフの謳歌。それをやはり冷めた目線で綴っているのは皮肉なんでしょうかね。

2015/12/03

ぽぽ♪

田辺さんの訳は読みやすくて、サクサク読めました。男女の性格が真逆な兄妹が、性別を取り替えて結婚までしてしまうなんて、古典なのに凄い話です。春風が女性なのに男装している所為なのか、男前でかっこいいです!不慮の妊娠で夏雲の子を出産してしまっても、子供を捨てて再出発するのは潔くてビックリ。夏雲の最低さが女々しくてイライラでしたが、ハッピーエンドで良かったです。

2015/11/11

ホシナーたかはし

「とりかえられたらいいのに」て意味だったのですね。噂には聞いていましたが読んだ事なかったので購入。秋月・春風の異母兄妹の話かと思いきや、あとがき・解説にもあるように春風の物語。今の働く女性にとても共感を得られそう。どきどき・わくわくの恋愛もの、面白かった。夏雲は男の私から見ても、すっげ腹立つ!殺意湧く!秋月も男の姿に戻った途端盛り過ぎ!!カバーイラストは、どっちなのだろう・・・?

2015/10/28

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