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粘膜黙示録 (文春文庫 あ 71-1)

粘膜黙示録 (文春文庫 あ 71-1)

粘膜黙示録 (文春文庫 あ 71-1)

作家
飴村行
出版社
文藝春秋
発売日
2016-02-10
ISBN
9784167905552
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粘膜黙示録 (文春文庫 あ 71-1) / 感想・レビュー

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しんごろ

飴村作品の登場人物=飴村行の分身!という方程式が成り立つエッセイでしたね。エッセイも飴村ワールド、注釈も飴村ワールド、こんな人だから、粘膜シリーズという奇妙なワールドを描けるんだと思いました。面白かったです。〈読む前のアドバイス〉ラストに年表をありますので、照らし合わせて読むと面白いというか、わかりやすいですね。

2019/10/04

gonta19

2016/9/10 アミーゴ書店Blumer神戸店にて購入。 2018/4/23〜4/25 粘膜シリーズでお馴染みの飴村行さんのエッセイ。シリーズを愛読しているが、不思議とこれまで飴村さんの生い立ちのようなものを全く知らずにいた。作家になるまで中々ハードな生活をしておられたんだ。もうすぐシリーズ新刊も出るので楽しみにしていよう。

2018/04/25

H!deking

飴村行のエッセイ集。この人はダメな人なんだろうなとは薄々思っていたけどやっぱりダメな人でした(笑)面白かったけど俺も似たようなもんです(笑)

2021/03/31

スエ

粘膜シリーズで有名な作者が、大学中退後からの人生を「現代版 蟹工船」と例えた爆笑エッセイ。特に、期間工時代の人間描写が素晴らしい。 早稲田大学中退のクシャおじさん似!のインテリに論破されたり、「ちあきなおみと佐良直美どちらが好みか?」と真剣に答えを求められたり。 さらには合コンに初めて参加し、女性と地獄のシーソーゲームに陥ったり。ホラー作家の、とにかく笑えるエッセイでした!!

2020/08/11

harass

ホラー作家のエッセイ。歯科大学中退してマンガ家を目指していた著者は、夢も諦めてズルズルと派遣工として生活をしていた。それらの思い出を雑誌に連載していたもの。爆笑と失笑の連発。この作家のデビュー作を読んだことがあってそのこじれ加減に辟易した覚えがある。その作風を生み出した個性の持ち主だというのが納得がいった。根本敬の特殊エッセイの登場人物を連想した(著者も彼が出会った人物たちも)  いくつも引用したいエピソードがあるがこの作家の文体語彙言い回しの力を抜きにすると面白みが薄れてしまう。一読を強くオススメする。

2016/03/11

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