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風味さんのカメラ日和 (文春文庫 し 34-17)

風味さんのカメラ日和 (文春文庫 し 34-17)

風味さんのカメラ日和 (文春文庫 し 34-17)

作家
柴田よしき
出版社
文藝春秋
発売日
2017-08-04
ISBN
9784167907907
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風味さんのカメラ日和 (文春文庫 し 34-17) / 感想・レビュー

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のぶ

カルチャーセンターの、デジタルカメラ講座に集まった講師と、参加する人たちの交流を描いた作品。ただ、こんなドラマも描かれているが、内容の中心はデジカメに関してのハウツーを一冊の本にしたもの。最初はイロハのイから始まって、後半は結構高度な事柄も説明されていた。自分自身がよくデジカメを持ち歩いて、日常の何気ないものを撮影するのが好きなので、そんな厚い本ではないが、それなりに楽しむ事ができた。デジカメできれいな写真を撮りたいけれど、専門書まではちょっと、という人にはお薦めかも。

2017/09/29

ぶんこ

何も考えずに必要に迫られて写真を撮っていたので、初心者向け講座での説明が分からない。トホホ。トリミングで猫を消すって、どういうこと?クエスチョンが多かったのですが、手ブレ防止装置が付いているかどうかも知らないので、手のひらに置いて、両脇を固定して撮るのは真似しよう。面白くて気付くと読み終わってました。最近行政の講座に行き、アンケートで開いて欲しい講座を聞かれました。次回は写真講座を希望しようと意気込んでいます。

2017/10/30

カブ

東京から逃げるように実家に戻った風味。家業の洋菓子店を手伝いながら次へのステップを模索中、地元の自治体が主催するデジタルカメラ講座を受講することに。いつも、ピンボケになってしまうおじいちゃん、華やかなはずの写真が寂しくなってしまうオバサンなど、受講生一人ひとりに写真だけでない悩み事ありそう。講師の知念先生がカメラの技術と共に、迷える心を解き明かしてくれる、ホッとするお話。まだ解き明かされていないモヤモヤがありそうなので、続きを期待したい!

2017/08/18

papako

軽いのが読みたくて。自分も仕事で写真を撮ることはありますが、自分の作品以外ってなかなかうまく撮れない。『バッテリー男』の講師知念先生とBL作家の風味さんが写真を通して人の心の問題をときほぐす。同じ物を撮った写真のばらばらスライド、私も見てみたい。風味さんのキャラがいまいちだけど、これからに期待かな。まだまだ謎は残っているから、シリーズ続いて欲しいな。

2017/09/06

のんちゃん

ある地方都市の市民大学講座のお話。その中のデジカメ初心者向け講座に集う人々の写真を通して、何か秘密のありそうなイケメン元カメラマンの講師が、彼等の悩みを癒して行く。語り手は東京からこれまたある事情で里帰り中の地元の老舗ケーキ屋の娘、風味。私にとって久々の柴田作品。柴田先生のお話らしく、ちょっぴり謎解き的な話にもなっている。機械オンチの私はカメラ操作もからっきしダメだが、この作品を読んでいると一枚撮りたくなる。まだ、講師の謎も明らかになっていないので、続きがありそうだ。

2017/09/26

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