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恋愛仮免中 (文春文庫 は 40-51)

恋愛仮免中 (文春文庫 は 40-51)

恋愛仮免中 (文春文庫 は 40-51)

作家
奥田英朗
窪美澄
荻原浩
原田マハ
中江有里
出版社
文藝春秋
発売日
2017-05-10
ISBN
9784167908492
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恋愛仮免中 (文春文庫 は 40-51) / 感想・レビュー

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ミカママ

なんて贅沢な執筆陣・・・まさに「恋愛仮免中」のミカママが読んでみました(笑)どの作品も、小さな胸がキュンとなること請け合い。窪さんの高校生男子が年上のおねえさんにあこがれる作品がお気に入り。おねえさんの対応がすばらしい。私もひと夏、海辺でこんな暮らしをしてみたいな。奥田さん、えぇぇ、公務員蹴って、無職青年と結婚?作品は好きだけど、非現実的じゃないかなぁ。楽しいアンソロジーでした。

2017/08/08

有名な作家さんたちが紡ぐ恋愛小説のアンソロジー。奥田さんの『あなたが大好き』と荻原さんの『アポロ11号はまだ飛んでいるか』が好きです。ベテラン作家さんたちの作品なのでどれも構成や心理描写が素晴らしくて、読みごたえありました。甘酸っぱい青春ものや、長く共に過ごしたパートナーとの関係などを季節のイベントを織り混ぜながら時に懐かしく描かれていて良かったです。表紙絵も可愛い。

2017/06/04

ウッディ

人気作家による淡い恋心をテーマにしたアンソロジー、各作家さんのらしさが出ていて、面白かった。特に奥田英朗さんの「あなたが大好き」がお気に入り。結婚しようとしている恋人が、急に仕事を辞めてしまった時、将来への不安と周囲への引け目から好きな人と別れてしまえるのか?というありがちな話だが、話の展開が面白くすっきりしたラストでした。荻原浩さんの初恋の相手と交わした50年後の約束を描いた「アポロ11号・・」も切なかった。幾つになっても恋している時のドキドキ感は、仮免練習中のようにぎこちないもの。そんな一冊でした。

2018/07/19

のんちゃん

何人かのお気に入りさんが、既に読まれていたので私も夫の本棚から拝借。恋心を持ち始めからの心の揺らぎを5人の作家さんが、そのお馴染みの手腕で読ませてくれる贅沢なアンソロジー。中江有里さんはTVではお馴染みだが、作品は凄く久しぶりだ。あぁ、こんな透き通るようなみずみずしい作風だったなと、懐かしく読了。同じタイトルで、今度は、毒っ気のある作風の作家さんで編んでもらいたい気がする。でもそうすると「仮免中」というテイストにはならないのかな。

2017/08/30

ひろ

アンソロジー。原田マハ「ドライビング・ミス・アンジー」が5編の中で一番のお気に入り。ミステリックな要素もあって、どうなるんだろうと引き込まれた。読了後、凄ーく京都に行きたくなった。今年の桜は京都に見に行こうかな。中江有里「シャンプー」は、中二の主人公が体験するひと夏の淡い恋。その位の年齢の女の子の気持ちがよく書き表されていると思う。些細なことがきっかけとなって始まったいじめが、どうなるか、短編らしくスッキリと纏まっていて良かった。初めての作家だが、他の作品も読んでみたいと思う。

2018/02/16

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