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さよなら神様 (文春文庫)

さよなら神様 (文春文庫)

さよなら神様 (文春文庫)

作家
麻耶雄嵩
出版社
文藝春秋
発売日
2017-07-06
ISBN
9784167908805
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さよなら神様 (文春文庫) / 感想・レビュー

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nobby

「さよなら、神様。」その事態が生んだ悪魔達の存在は人間達に虐げられ…そんな終盤は痛くて仕方がなかったが、ラストで次々と浮き彫りになる人間のどす黒さは後味悪くも、最終的にはまさかの♥付き(笑)各章冒頭で「犯人は〇〇だよ」と神様 鈴木が宣言して始まる倒叙ミステリ。事件は全て殺人だが教えてくれるのは名前だけ。それを元に真相を追う久遠小探偵団の面々が、神様を信じきれない様子が現実的。どれもアリバイはこじつけ強く感じるが、気付くと感嘆させられる伏線も数多い。4章から桑町淳の真実に迫り始めてからは一気に惹き込まれる!

2018/12/14

麦ちゃんの下僕

『神様ゲーム』に引き続いて。こちらは全6編の連作短編集。前作の強烈なインパクト&第15回本格ミステリ大賞受賞作という予備知識を有して読み始めたせいか、前半3編は正直やや物足りなさを感じたものの…後半3編は俄然面白くなりましたね!特に「バレンタイン昔語り」にはやられました(笑) 全体の読後感として「後味が悪い」という感想も見受けられますが…僕はむしろ爽快感いっぱいで、笑ってしまいました!前作では地味だったのに今回は完全無欠のイケメンだった“神様”こと「鈴木太郎」…またどこかに“退屈しのぎ”に現れませんかね?

2020/06/28

naji

文庫化されていたので、相変わらずの一気読みにて読了。話の流れとしては最速で犯人の名前が神のお告げで暴露、それを否定しようと少年少女探偵団が推理に乗り出すも結果はやはり覆せずという感じです。ただし、『バレンタイン昔語り』の章から話しの構成パターンに変化が起き、ここから何ともやるせなくなるのだがグイグイ惹き込まれていきます。絶対の存在である神こと『鈴木くん』は決して虚偽の発言をしているわけではない、問いの微妙な違いや知らなくていい事実を知ってしまったが為に・・・、やっぱり最後の最後まで読者を騙してくれました。

2018/02/12

agtk

一行目に犯人を示す構成はなかなか。読みはじめは、神様鈴木も前作程ではないなと思っていたら、後半一転すごい展開に。それにしても、みんな小学生とは思えない言動、論理を弄するので、頭の中には中高生の絵が浮かんでしまって困った。神様鈴木の悪意はあっぱれ。ラストはなかなかの衝撃。さよなら神様ってそういう意味だったんだね。それでいいのか、淳。

2017/11/05

ちょこりり

“神様ゲーム”の続編。前作を超える”タチの悪さ”に歓喜した。最高のアンチミステリ。難易度麻耶雄嵩。麻耶ワールド特有のクソ倫理観に笑いを堪えきれなかった。何でもありじゃないか。ゲラゲラ笑った(バカミスではない)ノックスに千回くらい戒めてもらいたいと思った。この面白さを分かち合いたい。本書は推理をする事が如何に無意味であるかをあの手この手で教えてくれます。挑戦者向けです。麻耶作品のほとんどに言える事だけど、”普通のミステリ感”は一切捨てて読みましょう。本格を読み慣れている方に挑戦して頂きたいです♥

2020/11/07

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