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猫が見ていた (文春文庫 み 44-31)

猫が見ていた (文春文庫 み 44-31)

猫が見ていた (文春文庫 み 44-31)

作家
湊かなえ
有栖川有栖
東山彰良
柚月裕子
加納朋子
井上荒野
北村薫
出版社
文藝春秋
発売日
2017-07-06
ISBN
9784167908904
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猫が見ていた (文春文庫 み 44-31) / 感想・レビュー

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ミカママ

わたしの人生にはいつも猫がいた(いる)。そんな猫好きのためのアンソロジー。アンソロはあまり期待せずに読むが、これはなかなかの力作揃い。そもそも作家さんって猫好き多いイメージだものね。この表紙を以前、我が家のロミ男で再現したのがこちら。【表紙を再現したい】部では、みなさんの参加をお待ちしております😎 https://bookmeter.com/communities/340039/topics/23243/comments/2601592

2023/10/16

豪華な作家さんたちによる猫にまつわる短編集。湊かなえさんの「マロンの話」柚木裕子さんの「泣く猫」井上荒野さんの「凶暴な気分」が好きでした。私が子供時代はまだ犬の方がダントツ人気で、猫派は異端なイメージを持たれて少数派だったものですが、最近は世の中が本当に猫ブームになったので大いに猫の魅力を話せるし、また書籍も沢山あって嬉しいです。とは言え、実際は夏目漱石からもはや猫の時代は始まっていたのですよね。

2017/08/11

ウッディ

猫に関する7つの物語。人気作家のアンソロジーとう事で、猫の描き方、物語のテイストがそれぞれらしさが出ていて面白かった。同じマンションの女の猫を部屋に軟禁する「凶暴な気分」は、井上荒野さんらしい女の毒の描き方と後味の悪さが面白かった。あと、柚月裕子さんの「泣く猫」のジワーとした読後感、「三べんまわってニャンと鳴く」の加納朋子さんらしいホノボノ感があり、どちらも良かった。この七人で犬の物語を書くとどうなるのか、読んでみたいです。

2018/06/29

mae.dat

ねこねこアンソロジー7篇。先ず、表紙さびねこちゃんの表情が絶妙でしょう( ¨̮ )。ねこは重要な役どころですが、ねこを小道具みたいに使ってあって、人を描いた作品が多かった印象かなぁ。最後には『オールタイム猫小説傑作選』のおまけが付いていて。儂も「猫本」本棚作っているよ。澤田瞳子さんに親近感。澤田さんはねこ小説は執筆されていないのかしら。紹介された本12冊中既読は3冊しかないや。良さげなのもあります。参考にさせて頂きます。伊坂さんの『夜の国のクーパー』猫本とは思っていませんでした。そのうち読むし。

2023/06/05

中原れい

猫がさまざまに顔を出す話を集めた、軽く読める短編集。「エア・キャット」目当てだったけど特に推理と限っていない。ほのぼのから嫌な気分まで揃ってます、というのは書いた顔ぶれを見てもわかるかも。普段読まない人のしばりのある文章を読むのも楽しかった。

2017/11/13

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