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こいしいたべもの (文春文庫)

こいしいたべもの (文春文庫)

こいしいたべもの (文春文庫)

作家
森下典子
出版社
文藝春秋
発売日
2017-07-06
ISBN
9784167908942
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あらすじ

大人気『いとしいたべもの』の続編が、文庫オリジナルで登場!

母手作りの、バターがとろける甘いホットケーキ。父が大好きだった、少し焦げ目がついたビーフン。遅い青春時代に食べた、夜明けのぺヤング……。味の記憶をたどると、眠っていた思い出の扉が開き、胸いっぱいになった事はありませんか? 150篇のエッセイの中から22篇を厳選し、丁寧に推敲を重ね大幅に加筆修正した珠玉のエッセイを収録。著者自ら描いたイラストも、繊細なタッチの優しい絵で評判を呼んでいます。ほっこり、じんわりするカラーイラストエッセイ集です。

こいしいたべもの (文春文庫) / 感想・レビュー

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佐々陽太朗(K.Tsubota)

「幸せ」のかたちはいろいろあるだろう。森下さんは日常にある「幸せ」を切り取って見せてくれる。まるで「おいしいたべもの」をお裾分けするかのように。森下さんの綴るたべものの思い出、その多くは家族と過ごした時間の記憶だが、私はそこに温かく胸がきゅっとするような幸せを感じる。幸せの脆さを承知のうえで、人生を真摯な想いで大切に生きてこられたであろう著者の言葉に心温まりました。大船軒の「鰺の押寿し」を食べたい。次に東京出張したときの帰りはこれだな。いや崎陽軒の「シウマイ弁当」にすべきか。う~ん、これは迷う・・・

2018/04/19

hirune

本文も挿絵も 美味しそうな本でした。そして 作者さんの育った地域も年代も自分と近いので、書かれている思い出や取り上げられている食べ物たちに共通の懐かしさを感じました。大船軒 鯖の押し寿司 見かけるたびに気になってたんですよ!今度見かけたらぜひ買って食べてみなければ😄森下さんは30代が青春と書かれてましたが、そういえば私もそうかも。その頃 一生モノの三つの出会いがあったんですよね…オカメインコとたま(バンドです)とウォーキングですが☆

2018/11/12

のぶ

食べ物に関するエッセイ集だが、数あるこのジャンルの物の中でノスタルジーを感じる一冊だった。どちらかと言うと食べ物の想い出を中心に描いている作品だった。森下さんとは自分の年代が近いこともあり、味に関する描写に共感する所が多くとても楽しめた。そんな記憶の中で、人との触れ合いのも触れられており、特に両親に関しての想いにはジーンと来るところがあった。自分は本書を最初に読んだが、「いとしいたべもの」という本が先に出されているようで、そちらもぜひ読んでみたい。

2019/01/21

おかむー

頂き本。『日日是好日』の著者による食べ物にまつわるエッセイの二作目だそうですが、単体で読んでも問題なし。『よくできました』。鳩サブレー、ペヤングの焼きそば、ちびくろサンボのホットケーキなど、多くの読者にとっても馴染みのある食べ物が取り上げられている時点で微笑ましい気分で読み進められる。著者の経験もともかく、読者自身が取り上げられている食べ物にまつわる思い出を掘り起こされるかもしれませんね。

2018/12/03

S

前作『いとしいたべもの』に続く食べ物にまつわるエッセイ集。どの文章に登場する食べ物もすべて美味しそうだが、それに付随する著者が語る思い出や、その時感じていた思いなどが率直に心のなかに染み込んでいく。世代も育った環境も全く異なるが、ひとつひとつのエピソードを共有されていく一種の心地よさがあり、それは食卓でひとつの料理を分け合うことに似ている。そして、食事に関することに限らず、日々の何気ない細々としたことを大切に、心のなかに刻んで生きたいと思う。それは必ず、わたしの血肉になるはずである。

2018/01/26

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