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山本周五郎名品館IV 将監さまの細みち (文春文庫)

山本周五郎名品館IV 将監さまの細みち (文春文庫)

山本周五郎名品館IV 将監さまの細みち (文春文庫)

作家
沢木耕太郎
山本周五郎
出版社
文藝春秋
発売日
2018-07-10
ISBN
9784167911058
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山本周五郎名品館IV 将監さまの細みち (文春文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

文春文庫から4分冊で出た山本周五郎短篇集の最後の巻です。沢木さんが選んだ作品は全部で36の短編ですがここでは「悲哀」「かなしみ」というテーマで9つの作品が収められています。既読の作品が多く再読ですがこのようなテーマで読むとまた印象が異なりました。「ひとごろし」は2回も映画化されていたようです。私はみていませんでした。最後のエッセイで山本周五郎と山手樹一郎の交情が描かれていて知らなかったことなので参考になりました。

2018/07/14

ぶんこ

感想を書いている時「悲」と「哀」のどちらを選ぶか迷います。そんな時は自分の感じた心持ちで選んでいたのですが、沢木さんの解説を読んで「悲哀」の違いに「そうそう」と納得したのです。4巻目は女性の「哀」をテーマにした作品集と思っていたのですが、途中から男性の「悲」も感じられる作品が出てきました。見事に「悲哀」が書き分けられています。私は女性だからか「野分」や「墨丸」に心惹かれました。ただ流産を繰り返す妻を持った夫側の心情を描いた「並木河岸」にも感動しました。沢木耕太郎選のシリーズが終わってしまい残念。

2019/03/29

yhirose254

『やがてお石は窓のほうをふり返った、「もしおよろしかったら、お泊りあそばしませぬか、久方ぶりで下手なお料理をさしあげましよう、そして墨丸と呼ばれた頃のことを語り明かしとうございますけれど」「ああ、そんなこともあった、たしかに」平之丞は胸ぐるしそうなこえでこう云った。 「ずいぶん遠い日のことだ」(p118)』なかなか、この境地には至らない。ところで、編者が解説で言っているように、山手樹一郎にぜひ一票を入れたい。。

2018/09/06

ポン

解説エッセイ『悲と哀のあいだ』文/沢木耕太郎 巻末のエッセイではありますが、小説を読む前に読みたいエッセイです。今回は、沢木氏のエッセイを読むために手に取りましたが、いつか山本周五郎さんの時代小説も読んでみたくなりました。

2019/01/18

山内正

帰り支度のおひろに四人の客が上がる 仕切り女が嫌味を言い2階へ 二人の客に飲まされて 気がつくと横に男が座っていた (本当に飲め無かったんだ でっさっきの唄教えてくれねえか)(唄ったんですか?私 将監さまの細みちって)(松平将監さまの屋敷が近くにあったんですよ)(もう一度教えてくれねえか) 数日後あんたに名指しの客だよ2階へ 上がると幼馴染みの常吉だった 何でここが? 俺の連れか教えてくれたのよ 将監さまのって唄った女 をさ 俺に任せてくんな また連絡するからさ おひろは何かが変わると直感した。

2018/07/26

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