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現場者 300の顔をもつ男 (文春文庫 お 75-1)

現場者 300の顔をもつ男 (文春文庫 お 75-1)

現場者 300の顔をもつ男 (文春文庫 お 75-1)

作家
大杉漣
出版社
文藝春秋
発売日
2018-09-04
ISBN
9784167911447
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現場者 300の顔をもつ男 (文春文庫 お 75-1) / 感想・レビュー

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まさきち

大杉さんは本当に役者が好きで、しかも役の大小にかかわらず真剣に取り組んできたのだなということがひしひしと伝わってくる一冊でした。それだけに亡くなられたことが本当に残念です。また巻末に収められた奥様からの寄稿に触れて、家庭においても素晴らしい人だったなということが感じられました。

2019/12/26

nyaoko

大杉漣。なんてカッコイイんだろう。大きな大きな役者魂を、最後の最後まで燃やし尽くした人だった。映画もドラマに大杉さんの名前があると見ずにはいられないほど、私の中では主役以上の大俳優さんだった。巻末の奥様の文章はただただ、涙涙涙…。ご冥福をお祈りします。

2018/11/10

Kazuko Ohta

正直言って、私は漣さんの演技を上手いと思ったことがありません。でもそこが好きだった。どんな役を演じていてもすごく普通で、素の漣さんもこんな人なんじゃないかと思えました。本書中に役柄と自分の境界をなくしたかったというようなことが書かれていて納得。「映るに足る働きをしているだろうか」。とんでもない、それの遥か上でした。個人的にいちばん記憶に残っているのは、『アベック モン マリ』(1999)のトイレに入る前にパンツを脱がないと用を足せない漣さん。そんなのを覚えていてごめんなさい。でも忘れません。大好きでした。

2019/01/04

ばんだねいっぺい

 北野組への参加の後、ドラマなんか出ると「どうしたんですか?元気ないですよ。」には、笑った。三池監督の「3号までは、確認されています。」にも。駆け抜けたんだな。かっこいいなと思った。奥さんの言葉に涙が零れる。

2018/09/07

緋莢

2018年9月刊行。2001年10月にマガジンハウスから刊行されたものを文庫化。妻・大杉弘美さんの特別寄稿が収録されています。若い頃は劇団・転形劇場に多くをかけるも、劇団は解散。劇団在籍中に出演したピンク映画に出演し、その現場は真剣勝負で、故にピンクリボン賞授賞式の インタビューアーのバカにしたような言葉にカチンと来たという事や、その後の監督・北野武との出会い等、どの話も読みごたえがありました(続く

2019/12/04

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