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十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)

十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)

十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)

作家
冲方丁
出版社
文藝春秋
発売日
2018-10-06
ISBN
9784167911508
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「十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)」のおすすめレビュー

BOOK OF THE YEAR2020投票スタート! 『蜜蜂と遠雷』、星野源『よみがえる変態』もランクインした昨年を振り返る!

 毎年、雑誌『ダ・ヴィンチ』が「今年、いちばんよかった本」を決めるBOOK OF THE YEAR2020の投票が9月4日(金)よりスタート! 今年はどんな作品が選ばれるのだろうか? 昨年ランクインした作品は何冊読むことができただろうか?

『蜜蜂と遠雷』(恩田陸/幻冬舎)

 BOOK OF THE YEAR 2019の文庫部門1位に輝いたのは、史上初の快挙となる直木賞と本屋大賞をダブル受賞した『蜜蜂と遠雷』。「読み終わって外を歩いているとき、いろんな音が聞こえて“世界は美しい”と心から感じた」(29・女)など、感動の声が多数あがった。

『十二人の死にたい子どもたち』(冲方丁/文藝春秋)

 2位の『十二人の死にたい子どもたち』はキャッチーな題名と実力派若手俳優が競演した映画化作品で注目を集め、「現在の若者の心理の複雑さが見事に描かれている」(37・男)と絶賛! 3位『陸王』もドラマ化作品に惹かれ、「ドラマとの違いを見たかった」(49・男)と原作に立ち返った人が多かったよう。

『陸王』(池井戸潤/集英社)

 ベスト3からも見られるように、2019年も映像化…

2020/9/4

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「自殺サイト」の書き込みをもとに12人が集結――話題の映画『十二人の死にたい子どもたち』の原作を読者はこう読んだ!

『十二人の死にたい子どもたち』(冲方丁/文藝春秋)

 杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈…。今をときめく若手人気俳優がこんなにもたくさん出演するのだから、面白くならないわけがない。映画『十二人の死にたい子どもたち』が今大きな話題を呼んでいる。

 原作は、『マルドゥック・スクランブル』『天地明察』などの作品で知られる冲方丁氏の同名小説『十二人の死にたい子どもたち』(文藝春秋)。タイトルからして衝撃的だが、一体どのような物語が展開されるのだろうか。構想12年、直木賞候補作にもなった原作をまだ手にとっていないのならば、映画が話題を呼んでいる今こそ、読んでみるべきだろう。

 舞台は廃病院の密室。「自殺サイト」での書き込みをもとに12人の少年少女たちが集結した。

1:サトシ、2:ケンイチ、3:ミツエ、4:リョウコ、5:シンジロウ、6:メイコ、7:アンリ、8:タカヒロ、9:ノブオ、10:セイゴ、11:マイ、12:ユキ。

 初対面の彼らは、12人全員が揃い次第、この場ですぐに安楽死をする予定なのだが、彼らが集った部屋のベッドではすでに1人の少年…

2019/2/26

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死にたいけど殺されるのはイヤ。目的は「全員で安楽死」――映画「十二人の死にたい子どもたち」予告に大反響

 冲方丁の小説を映画化した「十二人の死にたい子どもたち」の公開日が、2019年1月25日(金)に決定。予告編とキャストが解禁となり、「やべぇ、めっちゃ面白そう!」「ちょっと待ってキャスト豪華すぎじゃない?」と大きな反響が巻き起こっている。

 映画化発表と同時に、12人の顔にモザイクがかけられたビジュアルが公開されて話題を集めていた同作。キャストには杉咲花・新田真剣佑・北村匠海・高杉真宙ら人気若手俳優のほか、吉川愛や萩原利久といった注目株の名前も。ただし数字の“4”をあてがわれた「秋川莉胡」は依然顔が判別できず、キャスト名も伏せられた。

 公開された予告動画は、12人の「死にたい」というセリフからスタート。杉咲をはじめ新田や北村らの姿が映し出されていき、さらに死体となって横たわる“13人目”の姿が。本来12人の目的は「全員で安楽死を迎える」ことだったが、死体が発見されたため状況は一転。「自殺に見せかけた殺人だよ」「こん中には殺しなんか屁とも思わねぇヤツがいるんだよ」などと不穏なセリフが映像に被さっていく。

 さらに「死にたい」という声が細かいカットの合…

2018/12/8

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“集団安楽死”のために集結した、12人の未成年… 『十二人の死にたい子どもたち』堤幸彦監督で実写化に反響

(C)2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

 冲方丁の長編ミステリー『十二人の死にたい子どもたち』が、堤幸彦監督で実写映画化することが決定。さらに衝撃的なティザービジュアルも公開され、ネット上で「情報解禁なのに謎が多くて斬新」「どんな映画になるのかも予想できない…」と大きな話題を呼んでいる。

 同作に登場するのは、廃業した病院にやって来た12人の子どもたち。金庫を開けると中には1から12までの数字が並べられており、12人は1人ずつこの数字を手にする決まりがあった。集まった子どもたちは初対面同士だが、共通する目的は全員で安楽死をすること。しかし12人が集まった部屋のベッドには、すでに1人の少年が横たわっていた。彼は一体何者なのか? 誰かが彼を殺したのではないか? このまま計画を実行してもいいのか? 性格も価値観も環境も違う12人の死にたい理由と、彼らが出す結論とは―。

 自殺という重厚なテーマが話題の同映画だが、衝撃的なティザービジュアルでも話題を呼ぶことに。作品に登場するのは12人の死にたい子どもたちだが、現時点で出演する俳優の名前は一切…

2018/9/23

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十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) / 感想・レビュー

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bunmei

読む前は、学校現場のいじめを批判的に取り扱う内容かと・・・。しかし、読み進めるとそうでもなく、サイトを介して集った12人の自殺願望の子ども達による、わずか数時間の物語。死を望み、病院跡地に集まったことに意味を見いだそうとする内容。そこに、既にベッドの上に横たわる一人の子どもの死体が絡み、それぞれの心の探り合いが始まり、各々の生い立ちやここに至る経緯が明らかになる中での謎解きゲーム。非常に練られた構成である分、登場人物や状況が複雑でイメージするのが難しかった。途中から最後のオチは何となく予測できました。。

2018/11/09

ソルティ

衝撃的。死にたい子供たちの集いに予定人数より1人多く集まっている。そこからこの人は誰?殺されたの?これでも実行するの?殺されたなら理由は?みんなの死にたい理由が分かれば分かるんじゃ⋯で話し合いをしていって出した結論がまた衝撃だし死にたい理由も皆衝撃。そしてただのミステリーではなく、心に残るものがある話でした。「「(前略)一人一人はきっと間違ってないんだ。(中略)でも、全く違う考え方を持つ人達と一緒に真剣に考えることで、違った結論になることもあるんじゃないかな。今日ここでみんなが経験したみたいに」」

2019/01/16

夜間飛行

子供達のいう「大きな選択」の意味がよくわからなかったが、一人でも反対がいれば実行(死)を先送りするという取り決めは納得できる。一人を尊重するというルールに何となくこの小説の企図があるように思った。目的である集団死よりも前に「待つ」という選択肢と話し合いを置くこと…それくらいしか人間にはできないともいえるし、それが大事ともいえる。さらに謎の死体(13人目=意思を表せない人)の参入により、選択の主体そのものが問われている。私自身もいつしか彼らと一緒になって、「大きな選択」を為し得るかどうかについて考えていた。

2018/12/09

s-kozy

息子(中3)からの借り本。インターネットのサイトを通じて廃病院に集まった12人の少年少女。彼ら彼女らの目的は安楽な「集団自殺」。しかし、決行するはずの部屋のベッドには13人目となる少年の死体があった。想定外の出来事に12人は議論を始める。彼らは当初の予定通り「実行」するのか?中高生くらいの子が読むと面白いのかな。

2018/11/20

nayu

もっとバトルロワイアル的なのをイメージしていたが全然違った。      終始話し合い。議論。紛糾。終結。       え、これを映画化すんの?画が動かないけど?ま、どうでもいいけど。        個性的な十二人の死にたい子どもたちによる話し合いもなかなか面白いね。      そしてこの結末。ある意味どんでん返しだよ。台無しだよ。

2018/11/26

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