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ガンルージュ (文春文庫 つ 22-2)

ガンルージュ (文春文庫 つ 22-2)

ガンルージュ (文春文庫 つ 22-2)

作家
月村了衛
出版社
文藝春秋
発売日
2018-10-06
ISBN
9784167911539
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ガンルージュ (文春文庫 つ 22-2) / 感想・レビュー

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ケンイチミズバ

トム・クランシーの「レッドオクトーバーを追え!」で、敵の雷撃直後、回避できないと即断した艦長は潜水艦を魚雷に向かって全速力で衝突させた。爆発の衝撃が自身にも及ばぬよう発射した魚雷には一定距離を過ぎるまで安全装置が働いている。つまり爆発前に硬い耐圧殻で覆われた潜水艦本体をぶつけ魚雷そのものを衝突により破壊する方法があると知りました。スゴイ!と、思ったら、金属バットでそれと同じことするヤンキー教師がいて爆笑。敵に打ち返すの。ソフトボール部顧問が。冒頭からの人物紹介がくどい。本当のお母さんに気付いて欲しかった。

2018/10/29

hit4papa

元公安の凄腕シングルマザーと元ロックボーカルの女性教師が、某国工作員に拐われた中学生の息子の奪還作戦を繰り広げます。ハリウッドもびっくりな、荒唐無稽のバディものです。本作品は、細かいことを気にせず、活劇として楽しむべしでしょう。一緒に拉致された同級生の女子を労りながら、気丈に振る舞う少年が愛おしくなります。子供へも非情な工作員を、一人また一人と斃していくバディ。過去の因縁が絡んだクライマックスの対決は力が入ります。体力勝負だけでなく、頭脳戦を見せてくれたらもっと満足度は高かったに違いありません。

2021/10/24

Akihiko @ VL

月村了衛さん16冊目の読了。誰が何と言おうとやっぱり好き。ごく一般的なただの主婦が殺人を淡々とこなす元公安のエースだろうと不良女教師が金属バットでグレネード弾を打ち返しちゃうような有り得ない展開だとしても、読ませる力が全てマウントを取ってくる。しかし、これもまた凄いことだ。著者の技量が裏付けされているからこそできる芸当で到底真似してできるものではない。というか月村さんでなければ流石の私もあらすじを読んだ時点で読むのは諦めると思う。絶対に面白くしてくれる確信があるからこそ信じられる。期待は裏切られなかった。

2019/03/13

yomineko@猫と共に生きる

もう、これ、めちゃくちゃ面白かったです!とにかく、韓国の特殊部隊に対抗する女性二人が凄い!一人は律子という主婦の女性、もう一人は美晴という体育教師。律子が真面目に戦ってるのに美晴が色々とやらかして笑わせてくれます。月村さんってとってもいい作家さんなんですね!

2020/10/31

チアモン

とてもスカッとする作品でした。ちょっとありえない感満載だったけれど、美晴先生大好きです。美晴先生の金属バットさばきに惚れ惚れでした。元彼も気になります。中学生コンビも良く頑張った。そりゃー、プロの殺し屋もびっくりですね。まさか、二人の女性にやられるとは。アクション映画を見ているような感じで次の展開が気になり一気読み。ドラマ化もしくは映画化されないかなぁ。

2019/08/22

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