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アンソロジー 捨てる (文春文庫 し 34-50)

アンソロジー 捨てる (文春文庫 し 34-50)

アンソロジー 捨てる (文春文庫 し 34-50)

作家
大崎梢
近藤史恵
篠田真由美
柴田よしき
永嶋恵美
新津きよみ
福田和代
松村 比呂美
光原百合
出版社
文藝春秋
発売日
2018-10-06
ISBN
9784167911614
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アンソロジー 捨てる (文春文庫 し 34-50) / 感想・レビュー

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タイ子

9人の女性作家による「捨てる」をテーマのアンソロジー。不要な物を捨てる、断捨離で捨てていく、いろんな事情で捨てる場合がある。ここに書かれる捨てるとは、ある意味拾うということかもしれない。それは物だけではなく、心も。祖父の遺品を片付けていたら戦時中の本物の拳銃が出てきた。どうする?!あたふたするうちに、とても大事な物が手に入った、うーん、いい話。最後の柴田さんの作品はミステリっぽくて面白い。近所の男性が花をゴミ出しするのを見かけた主婦がもらい受けたはいいが、それはとんでもない事件の隠蔽だった。どれも面白い!

2021/09/03

ごみごみ

「捨てる」をテーマにした9人の女性作家の豪華競作!捨てる、と言っても物だけではなく、過去、人間関係、怨念、夢・・簡単に捨てられないものもある。ミステリ、ホラー要素もあってちょっと怖い作品も。新津さんの「お守り」だけは既読だった。あとがきで「アミの会(仮)」発足の経緯を知れた。アンソロジー「隠す」も読んでみよう。

2021/05/30

ぶんこ

流行りの断捨離の本かと思いましたが違いました。「アミの会(仮)」という女性作家さんが集まって、好きな短編を出したいとアンソロジーで実現。大崎梢さんの可愛い捨てるから、松村比呂美さんの救い難い姑の話でどよ〜ん。福田和代さんの遺品整理で怖い物発見。若い子の突っ走りにドキドキ。篠田真由美さんの「忘れな壺」はお母さんの秘密に迫るのか。光原百合さんの4編はサラッと読んで、新津きよみさんでおばあさんへの敬いの気持ちに癒される。永嶋恵美さんのは怖い。近藤史恵さんも怖い。柴田よしきさんが最後でよかった。癒されました。

2022/02/02

佐島楓

アミの会(仮)と雨の会を知れたことが一番の収穫。

2018/10/18

くろにゃんこ

どの作品も魅力的でドキドキしながら読めました。アミの会のアンソロジーは最強だな~!!・・・で登録しようとしたらすでに単行本で既読でした(*_*)何度でもまっさらな状態で読める私(笑)

2019/06/23

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