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「御宿かわせみ」ミステリ傑作選 (文春文庫 ひ 1-256)

「御宿かわせみ」ミステリ傑作選 (文春文庫 ひ 1-256)

「御宿かわせみ」ミステリ傑作選 (文春文庫 ひ 1-256)

作家
平岩弓枝
大矢博子
出版社
文藝春秋
発売日
2018-12-04
ISBN
9784167911942
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「御宿かわせみ」ミステリ傑作選 (文春文庫 ひ 1-256) / 感想・レビュー

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KAZOO

このシリーズは最初の頃に読んでいたのですが、ミステリー色よりも主人公たちのやり取りが少し鼻についてやめてしまっていました。ここでは書評家の大矢さんが7つの作品を時代順に選んでくれて楽しませてくれました。最初の頃から明治の初期までの作品が楽しめます。ミステリーというよりもその時代の人びとの生活状況などがよくわかりました。

2019/01/08

真理そら

この膨大なシリーズは老後の楽しみにと、読まずに我慢していたけれど、選ばれている7作が全部面白かったのでこのシリーズも一気読みしてしまいそうだ(同じように老後の楽しみのはずだった秋山久蔵シリーズを最近体調を崩したはずみで一気読みしてしまったし…)『三日月紋の印籠』の異母兄弟が可愛すぎる。

2018/12/17

geshi

『倉の中』設定やキャラクターが分かりやすく入って来る。検めの手とその裏をかく罠。『風鈴が切れた』本格ミステリばりの大胆なトリックとそれを崩すきっかけの丁寧さ。『藤屋の火事』トリックは見当がついても犯人像が心に残る余韻。『矢大臣殺し』某作の本歌取りと思わせ中盤から捻り人情味ある決着をつける。『残月』過去の殺人に隠された人間の裏の顔がクリスティっぽい。『三日月紋の印籠』ほっこりした日常の謎だが締めは少し切ない。『築地居留地の事件』時代と人物の移り変わりを説明しつつ事件を盛り込めるだけ凄いわ。

2019/02/17

ごへいもち

全部読んだはずだけど子供世代の人間関係忘れました。解説を読んで他の平岩作品を読みたくなった

2019/11/30

スノーマン

かわせみシリーズは、時代物に縁がなかった私の世界を広げた本。ドラマ(多分再放送)も楽しんで観たので、るい=高島礼子。とても美しい。主要人物が皆イキイキとして、現代と同じような楽しみや悩みを持ち、そしてミステリとしても面白い。しかし東吾や源三郎が姿を消すと読む気が減ってしまった。もしかして最近の本ではその謎も解き明かされているの?それなら読みたい。

2020/03/12

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