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西洋菓子店プティ・フール (文春文庫)

西洋菓子店プティ・フール (文春文庫)

西洋菓子店プティ・フール (文春文庫)

作家
千早茜
出版社
文藝春秋
発売日
2019-02-08
ISBN
9784167912222
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あらすじ

下町の西洋菓子店を舞台にしたキュートな連作短編集
下町の西洋菓子店の頑固職人のじいちゃんと、その孫であり弟子であるパティシエールの亜樹。甘やかで、ときにほろ苦い連作短編集。

フランス菓子作りを修業したパティシエールの亜樹は、
菓子職人の祖父のもと、下町の西洋菓子店「プティ・フール」で働く。
女ともだち、恋人、仕事仲間、そして店の常連たち――
店を訪れる人々が抱えるさまざまな事情と、それぞれの変化を描く連作短編集。
巻末にパティシエール・岩柳麻子との対談を収録。

解説・平松洋子

西洋菓子店プティ・フール (文春文庫) / 感想・レビュー

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タカユキ

下町の洋菓子店を中心に、この実家の店を手伝うパティシエールの亜樹、亜樹に思いを寄せる後輩の澄孝、店の常連で浮気に悩む美佐江、澄孝に思いを寄せるネイリストのミナなど、主人公が変わっていく連作短編集。とにかく美味しそうな洋菓子が沢山に出てくる。そして甘いだけではなく登場人物たちの心の苦しみがシッカリと伝わってきて切なくなる。人は一人では生きていけない。誰もが甘さを求めている。どんなに辛い事があっても、ケーキが美味しく食べれれば大丈夫だと感じました。

2019/03/19

佐島楓@勉強中

人間の描き方、立体感の付け方が良い。人々にしあわせをくれるお菓子を作れても、自分は必ずしもハッピーなだけではないという多面性がリアルだった。読んでいるうちにお腹がすいてきて、うっかりチョコをつまんでしまった。

2019/02/15

ピロ麻呂

フランス料理店でパティシエをしていた亜樹。その店を退職して祖父が経営する商店街の西洋菓子店を継ぐことになる。亜樹の婚約者祐介とパティシエ時代の後輩澄孝との三角関係もあり、食べたくなるスウィーツも満載の甘い連作短編集でした☆三角関係の行方、西洋菓子店の今後の経営、じいちゃんの秘密…続編が楽しみです(^^)

2019/03/08

はるき

 華やかで繊細なお菓子を求める理由はナアニ?お砂糖も油も、体に悪いって皆もう十分知ってるじゃない?飲み込んでいるのはお菓子ではなく、心に降り積もった塵芥だったりしてね。

2019/02/24

楽駿

品川図書館本。西洋菓子にまつわる、連作短編恋愛小説。お菓子なのだから、甘々の恋愛小説家と思ったが、そこは、千早氏だから、そんなに簡単には終わらない。甘い菓子を頬張る時に感じる、喜びと、その裏に潜む罪悪感は、全てを解りながらに続ける、強引な片思いに似ている。たまに会えた時の歓喜と、相手の他の人への片思いに気づかないふりの、自らのアピール。毎日食べたくなる菓子は、夫婦のありようで、極上の菓子は、まれに食べてこその恋だったり、不倫だったり?それぞれの仕事の話が、なお一層、登場人物を掘り下げる。ああ美味しかった。

2019/03/02

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