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西洋菓子店プティ・フール (文春文庫)

西洋菓子店プティ・フール (文春文庫)

西洋菓子店プティ・フール (文春文庫)

作家
千早茜
出版社
文藝春秋
発売日
2019-02-08
ISBN
9784167912222
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西洋菓子店プティ・フール (文春文庫) / 感想・レビュー

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machi☺︎︎゛

パティシエの亜樹は祖父のお店、プティ•フールで働く。定番のいちごショートやシュークリームや本格的な洋菓子など甘くて美味しそうなお菓子がたくさん出てくるが話の内容はずっしりと重ため。亜樹の友達や恋人、仕事仲間、それぞれが抱える事情や悩み。亜樹の鈍くて頑固な性格もあり上手くいかない事も多いがやっぱり甘い物は人を幸せにする。巻末のパティシエの人と千早茜さんの対談も良かった。

2021/04/28

ゆいまある

洋菓子店を舞台にした連続短編集。以前読んだ「男ともだち」で、千早さんとはお菓子の趣味が合いそうだと期待して。予想違わず主人公はフランス帰りで、酒やスパイスをギリギリまで使う攻めてる菓子職人。舞台こそ祖父の古いケーキ店だが、すれ違う恋愛模様や秘密の恋など千早茜らしく、全く甘くない。タイトルや表紙から癒し系を予想してたので嬉しいギャップ。苦いし酸っぱい。お菓子にかける情熱も熱い。お菓子卸してる紅茶専門店でクレープシュゼット出すとか、熱すぎるし拘り過ぎ。こんな風に薀蓄を聞きながらケーキを食べてみたいなあ。

2020/08/16

タカユキ

下町の洋菓子店を中心に、この実家の店を手伝うパティシエールの亜樹、亜樹に思いを寄せる後輩の澄孝、店の常連で浮気に悩む美佐江、澄孝に思いを寄せるネイリストのミナなど、主人公が変わっていく連作短編集。とにかく美味しそうな洋菓子が沢山に出てくる。そして甘いだけではなく登場人物たちの心の苦しみがシッカリと伝わってきて切なくなる。人は一人では生きていけない。誰もが甘さを求めている。どんなに辛い事があっても、ケーキが美味しく食べれれば大丈夫だと感じました。

2019/03/19

tenori

何かがものすごく印象に残るわけではないのだけれど、気持ちの中にふわりと入り込んでくるような作品。甘い洋菓子を主題にしながら、そこで描かれるのは感情のすれ違いだったり、嫉妬、裏切り、焦燥感といった人間関係の隠しておきたい部分。翻ってスイーツの甘さを引き立てるのは渋みや酸味や苦味のスパイス的な要素であって、その微妙なバランスの大事さをとても上手にとらえていると感じました。全編を通しての読後感も良いのですが、主人公の祖父が語る「菓子に例えた人生論」が秀逸で、ぐっとくるものがあります。

2020/04/08

紫 綺

2018年単行本にて読了。頑固なじいちゃんとその孫パティシエールが営む下町の洋菓子店。美しく輝く数々のスイーツは、至上の宝石、プティ・フール。極上の甘さと切なさが交錯する絶品スイーツ。

2018/06/10

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