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火と汐 (文春文庫 ま 1-136)

火と汐 (文春文庫 ま 1-136)

火と汐 (文春文庫 ま 1-136)

作家
松本清張
出版社
文藝春秋
発売日
2019-02-08
ISBN
9784167912284
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火と汐 (文春文庫 ま 1-136) / 感想・レビュー

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いづむ

松本清張のミステリーは時々無性に読みたくなる。彼が描く人間関係は原始的で普遍的で生々しくて、若干不快というか気持ち悪いのだけどそれがやみつきになる。本書は4つの短編集で、どれも最後まできっちり描かれることなく読者を放り出すスタイル。なのに満足度は高い。この湿度!これぞ人間!と脳が喜びます。

2022/02/04

ランラン

著者の本は数十冊読んでいるが、短編者もどれも面白くてすばらしい。

2024/01/11

テンリュウ

清張さんの作品は『ザ・昭和』だ。その時代の何気ない日常や習俗が自然と脳内にすり込まれてしまう。4編のどれも楽しませてくれるが、「証言の森」はこの時代でなければ及びもしない真相が隠されている。「火と汐」「種族同盟」はアリバイや犯行時間が妙味だ。ただ、「山」は展開が強引すぎる嫌いがある。

2023/02/28

999

なかなか面白かった。松本清張は初めて読んだが楽しめたと思う。種族同盟と表題の火と汐が好き?

2021/08/09

富士山

短編集。表題作は、南果歩と大杉漣が出演の2時間ドラマで見たことがあり、さらにそれで知ったホテルの屋上から五山の送り火を見ると言うツアーをこの夏に実践したところだ。送り火観賞は、ホテル屋上からがいいか、五山のどれか一つの至近からがいいか、だと思う。

2019/12/29

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