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ローマへ行こう (文春文庫)

ローマへ行こう (文春文庫)

ローマへ行こう (文春文庫)

作家
阿刀田高
出版社
文藝春秋
発売日
2019-03-08
ISBN
9784167912437
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あらすじ

忘れえぬ記憶の中で、男は、そして女も、生きたい時がある。
あれは夢だったのだろうか――大切な人々に思いを馳せる珠玉の十話。

誰もいない家に入って、花を替えテープレコーダーのスウィッチを入れてくる、それだけのこと。小百合が依頼された不可思議な仕事はいったい誰のため?(家族の風景)
アンブラッセという言葉を教えてくれたのは、相沢さんだった。フランス語で「抱擁する」という、その意味も――。(めぐりあいて)
夫に怪しい女がいるらしい、何か相談がなかったか、と友人の妻から詰め寄られたが。(ローマへ行こう)
たわむれに田舎に向かう幸一が出会ったひとりの行商。見たい夢を見せてくれるという男の誘いに思わず乗った彼の脳裏に現れたのは……。(夢売り)

上記ほか、「第三の道」「文学散歩人」「くちなしの夢」「鈍色の記憶」「夢は嘘つき」「赤い月の夜に」収録。

解説:内藤麻里子

【本書は単行本『アンブラッセ』を文庫化にあたり改題したものです】

ローマへ行こう (文春文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

阿刀田さんの久しぶりの文庫版短篇集です。もう900を超える短編を書かれているようで星さんのショートショートと並ぶ勢いですね。ただやはり切れがなくなったというのかあるいはかどが取れてきて作品の印象が薄くなってきた感じがします。最初の頃のブラックさがなつかしい気持ちです。ただ作品のなかで印象に残るものがありました。国文学の話が中心の「めぐりあいて」です。源氏物語の話など楽しくなりました。

2019/03/26

ココロココ

阿刀田さんの作品を久しぶりに読んだ。「めぐりあいて」と「文学散歩人」が良かった。自分が年をとったのか、たくさんの本を読んだことが原因なのかは分からないが、以前よりも新たな発見がなかったように思う。全体的にまとまった短編集だとは思うが、自分はもう少し怖いゾッとするような作品を望んでいたのかもしれない。それでも、この作品は素晴らしい作品です、当たり前ですが。自分がすれたということかも。。。

2019/03/22

belle

好みだったのは、「めぐりあいて」。次に「文学散歩人」。どちらも文学つながり。日本と西洋。「家族の風景」にはぞくっとした。

2019/03/21

tnyak

二十代前半から三十代半ばまで、阿刀田作品の虜になり、文庫本はほとんど読んだと思います。今日、二十数年ぶりに「短編小説の名手」の作品を楽しみました。ミステリイ、ブラックユーモア、ぞくっとする恐怖、など多彩な作品群に触れて小説を読む楽しみを実感しています。

2019/03/18

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