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ローマへ行こう (文春文庫)

ローマへ行こう (文春文庫)

ローマへ行こう (文春文庫)

作家
阿刀田高
出版社
文藝春秋
発売日
2019-03-08
ISBN
9784167912437
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ローマへ行こう (文春文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

阿刀田さんの久しぶりの文庫版短篇集です。もう900を超える短編を書かれているようで星さんのショートショートと並ぶ勢いですね。ただやはり切れがなくなったというのかあるいはかどが取れてきて作品の印象が薄くなってきた感じがします。最初の頃のブラックさがなつかしい気持ちです。ただ作品のなかで印象に残るものがありました。国文学の話が中心の「めぐりあいて」です。源氏物語の話など楽しくなりました。

2019/03/26

優希

タイトルからエッセイかと思ったのですが、短編集でした。ブラックユーモア的作品は少なく、迷路に迷い込んだようなあやふやな空気を感じます。フワフワした生ぬるさがありつつも読ませてしまうのは、阿刀田さんだからですね。

2020/07/08

きなこ

10編の短編集。若い頃阿刀田さんの作品が好きで読んでいた時期があり、新作が書店に並んでいるのを見つけて久々に手に取りました。怪しげな雰囲気は阿刀田さん!ブラックユーモア的なお話しは少なくて、ちょっとあやふやな、迷宮に誘い込まれそうな作品が多かったような。表題作の『ローマへ行こう』が昔好きだった阿刀田作品に近かったかな。著者によると、短編の面白さとは〝書かない部分の味わいが用意されている〟〝長編に比べ、だましが入れやすく、それだけ冒険もでき空想も飛翔させられる〟ところ、とのこと。確かに。

2020/03/02

つーこ

なんとも不思議な世界の短編集。ポーの話や紫式部の話など阿刀田さんの文学に対する見識の深さが知れる興味深いものもあり。ただ、不思議な世界だが奇妙とかブラックと呼べる程ではなく、なんとなくモチャっとしたラストが多いのが気になる。表題の『ローマへ行こう』という言葉も、もっとポップなイメージだったのに、こんなザラッとしたものだったなんて。

2020/06/19

のんちゃん

夫の本棚から。短編の名手阿刀田高先生が描く大人の秘密の物語、10編。阿刀田先生の作品は若い頃、よく読んだが、最近の作品であるこの短編集も阿刀田節は健在だった。言語、神話、東西の文化等など、沢山の事柄に造詣が深い、阿刀田先生。この作品にもその知識が散りばめられ、また、阿刀田先生独特の怪しい雰囲気も其処此処に感じられ、懐かしい読書となった。

2019/09/26

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