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シウマイの丸かじり (文春文庫 し 6-92)

シウマイの丸かじり (文春文庫 し 6-92)

シウマイの丸かじり (文春文庫 し 6-92)

作家
東海林さだお
出版社
文藝春秋
発売日
2019-04-10
ISBN
9784167912628
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シウマイの丸かじり (文春文庫 し 6-92) / 感想・レビュー

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クプクプ

東海林さだおさんの本は初めて読みました。年配の方が書いた最近の本ということで、若者の間で流行っている言葉をあえて過剰に使ったりしてなかなか面白かったです。文中に出てきた目玉焼きにしょうゆをかける方と塩をかける方とソースをかける方の割合の話はよかったです。それと日本の梨は洋梨に比べてザラザラした食感だという視点はなるほどと思いました。原稿を鉛筆で書いている点も評価できます。東海林さだおさんは美食家ではないし話もときどき下品ですが、さすがに食のエッセイを書き慣れて百戦錬磨だという印象は残りました。

2020/10/19

s-kozy

はい、本作も予想通りに期待に違わぬ安定の面白さ。相変わらず文章も上手けりゃ、絵も上手い。昔なら「ブロッコリーはわかりにくい野菜である」で書き出していそうなものなのに今回はこの文章は中盤で出てくる(「ブロッコリーはなぜ暗いか」)。引き出し豊富な手練れの技だね。さあ、あなたも手に取って、「雑居の悲劇丼」の真実、鱈一家(鱈、タラコ、明太子、白子らが集う)の複雑な事情、食の世界の奥深さを確かめてください。

2019/05/05

シナモン

購入本。出たら必ず買うお気に入りシリーズ。面白いなーと思ったところに付箋を貼ってたら今回も付箋だらけになってしまった。 フランスパンの大穴、小穴…分かってるんだけど確かにそう思うよね。茶碗蒸しの食べ時、食べ方…分かる分かる。上司と部下との蕎麦屋でのやりとり…目に浮かぶようだわ。今回もたくさん笑わせてもらいました。解説はたかぎなおこさん。丸かじりの本にたかぎさんの私生活イラスト付き解説、こちらもなかなか面白かったです。

2019/06/06

ごいんきょ

おなじみ、東海林さだおの丸かじりシリーズ。

2019/10/13

mawaji

ルーチンで購入する食材のブロッコリーの了簡、考えてもみなかったですが「鬱蒼」という表現はぴったりな感じ。この歳になってもフォークの枝一つひとつにマカロニを通して食べるし、お箸でもそうしてます。いつも家人や子どもたちの冷たい視線が気になってましたが、ちょっと勇気づけられた感じ。絹さやとグリーンピースの途中がスナップエンドウだったとは。吉野家は久しく行っていませんが「吉飲み」はずっと気になっていたところです。タバスコは確かにうちの食卓から見かけなくなって久しくなり、チューブものも安穏としていられないようです。

2019/06/16

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