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裁く眼 (文春文庫 あ 46-4)

裁く眼 (文春文庫 あ 46-4)

裁く眼 (文春文庫 あ 46-4)

作家
我孫子武丸
出版社
文藝春秋
発売日
2019-06-06
ISBN
9784167912970
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裁く眼 (文春文庫 あ 46-4) / 感想・レビュー

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森オサム

主人公は、漫画家を目指すものの挫折し、似顔絵描きなどして小金を稼ぐ日々。ひょんなきっかけで「法廷画」を書く事になるが、直後に命を狙われる事に。序盤は良かった。何が何だか分からない中更なる事件が起き、サスペンスとして牽引力が有ったと思う。しかし途中からは、フラグが立つと想定される方向へ向かう感じで、ラストの山場までやや凡庸な展開で緊張感に欠けて終わった印象。メインの謎も分かった様な分からない様なオチで、ミステリーとしても微妙な出来かと。「法廷画家」のお仕事小説としては興味深く、そこは面白かったですけどね。

2019/12/13

三代目けんこと

サクサク読めておもしろいけど、自分の中で『殺戮にいたる病』の衝撃を求めてしまう気持ちがあって、物足りなさを感じてしまう…。

2020/09/17

JILLmama

法廷画にスポットを当てたサスペンス。 珍しい〜って気になり一気読み。 主人公や、主人公の中学生の姪っ子などなど登場人物のノリが割と軽めで、裁判や殺人事件の話も何となく軽く感じてしまった。重くないサスペンスとしてオススメ。

2019/07/12

のんちゃん

漫画家で長い間行き詰まって、時折似顔絵描きをして小遣い稼ぎをしている、実家に居候状態の鉄雄。彼にひょんな事から法廷画の仕事が舞い込んだ。扱う事件は極上の美人が容疑者の殺人事件。鉄雄が描いた法廷画がテレビで放送された後、彼は何者かに襲われる。彼の法廷画には、何やら危険なものが描かれていたのか?う〜ん、最後までノンストップで引き込まれたのですがねぇ、結末がどうもストンと腑に落ちないというか。もう一作、この作家さんの別作品を読んでから、この作品も私なりに評価してみたいと思います。

2019/07/16

carl

法廷画家を主人公にしたミステリーってなんか面白そうで惹かれた。ひょんなことから(たいがいそうだけど)法廷画家になった男性と姪が中心だけど、この姪がウザいと思っていたが結構いい感じなキャラで登場人物皆さんオッケーでした。ただ最後がチョイ説得力に欠ける感じだった。挿絵一枚で良いから最後に欲しかった、そうじゃないと裁く眼がどんなんだかスッキリわからないなぁ

2019/08/09

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