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デブを捨てに (文春文庫)

デブを捨てに (文春文庫)

デブを捨てに (文春文庫)

作家
平山夢明
出版社
文藝春秋
発売日
2019-07-10
ISBN
9784167913120
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デブを捨てに (文春文庫) / 感想・レビュー

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かみぶくろ

汚くて醜くてなんならちょっと臭さすら漂ってくるのに、なんかもう目が離せなくて本当に面白い。タイトルそのまんまデブを捨てにいく「デブを捨てに」含む四短編だが、いずれも最底辺で生きる人々をなんの憐れみも衒いもなくカラッとした感じで描き出していて、独特のユーモアはもちろん、妙ちくりんな気高さ、美しさすら感じてしまうから油断ならない。世間や社会を怒りをもって突き放したような書き様がとても清々しく、この作家にしかない素晴らしい個性だと思う。

2019/07/27

H!deking

やっぱり最高でした。神作品認定!

2019/08/11

スカラベ

ただただグロい頃に比べれば平山夢明も柔らかくなってきたなぁって気がする。強烈なタイトルの本書は世の中のはぐれ者に焦点をあてた4編を収録。登場人物は下衆の極みともいえるどうしようもないダメ人間ばかり。そもそも平山小説で清廉潔白な人間が主人公なんてみたことないような気がするが。表題作はまさにデブを捨てに行く話。ついつい残虐な過程と最悪な結末を予想してしまうが、クソ豚野郎ラーメンの大食い挑戦などなんだか珍道中。グロいのに物足りない人もいるかもしれないが、グロはないけどゲロはあるのでそこんとこ夜露死苦!みたいな。

2019/08/10

らすかる

平山ワールドな4つの短編集。実はエログロは好きなんだけれど、拷問系とか動物虐待系なグロさは苦手というか嫌いで、なのに平山さんの本って読むと止まらないのは不思議。クセになるクセの強い世界観。とくに「顔が不自由で素敵な売女」と「デブを捨てに」は感動モノでした!チョチョミもデブも最高にいい女ではないか!女の鏡だよ✨お手本にしたい✨何この清涼感✨平山作品、毎回やられたーって思っちゃう!

2019/08/04

ひろ

タイトルそのまま、高級外車にデブを乗せて捨てに行くロードムービー的な表題作。色々と突き抜けていて最高。その他にも3つの短編を収めている。平山夢明作品は共通した世界を共有していて、それが唯一無二のものだから抜け出せない。ヘドロのようなブラックさと、理不尽なバイオレンスに満ちたストーリー。でも何故か最後は爽やかだったり、ぐっときたりしてしまう。作品を追えば追うほど深みにはまっていく。また刺激が欲しくなったら、別の作品に手を伸ばそうと思う。

2019/07/19

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