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国語、数学、理科、漂流 (文春文庫 あ 67-4)

国語、数学、理科、漂流 (文春文庫 あ 67-4)

国語、数学、理科、漂流 (文春文庫 あ 67-4)

作家
青柳碧人
出版社
文藝春秋
発売日
2019-07-10
ISBN
9784167913151
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国語、数学、理科、漂流 (文春文庫 あ 67-4) / 感想・レビュー

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absinthe

この手の本は、読みどころ以外にはツッコミどころをスルーするのが良いらしい。慣れてくると楽しくなってきた。受験に必要ないろんな知識がついてくる。一緒に勉強したくなってくる学習塾。今回は孤島の合宿中に起こるあまり緊張感の無い失踪事件。事件を通して勉強の大切さに気づいてゆく。

2019/11/08

hnzwd

進学塾を舞台とした日常の謎系なシリーズ。通算で考えると第五弾??今回は夏の合宿で訪れた島での事件でした。章ごとにある教科にちなんだクイズも適度な難易度で面白い。作家買いしてるので、今後も追いかけるのかな。。

2019/07/25

NAOAMI

JSS進学塾の勉強合宿中に起きた漂流?美郷と今野そして講師の月谷先生も同時に。この3人がたまたま居合わせた船内は解るとして、船を動かした動機が子供っぽ過ぎる。そんな本線はともかく、各講師が出題する頭の体操的な問題にあぁでもないこうでもないと頭をひねる生徒や出題者以外の講師の脳内が面白くスイスイ読めた。また月谷先生のガチガチの真面目ぶりと英語構文直訳の日本語会話がボクのツボを直撃して、実物に会いたいとまで思ってしまう。バイト時代は事件解決にあまり関与しないが、西川麻子先生の社会人になるまでの変化も読みたい。

2022/12/15

みにみに

夏期講習合宿での急な失踪事件。当事者からすれば半分巻き込まれの漂流事件。それにしても面白い学習塾。先生方もなんかアクが強いしし、生徒たちもそれぞれに個性的。子どもに知識を得て使うことに面白みを感じさせ、勉強へのやる気を引き出すのは難しい。それを面白くかつ上手に実現している理想的な塾。事件は事件で発端から真相まで気にはなるのだけど、個人的には教育的な点の方が面白く読めた。塾だからこその寝技じゃないけど、反則スレスレと思うような引っ掛けが現実に考えることとして大事なんだろうなぁと思う。

2024/03/31

きょん

JSS進学塾第二弾。今回は孤島で夏休みの勉強合宿。科目クエスチョンは一寸謎々の様な要素もあり、試験問題を解きまくる勉強方法では正解にたどり着けない感じです。事件も終わってみれば大した事は無いんだけど、描写力のせいか中学生たちの視点で読んでいるからか結構ドキドキしました。

2019/08/18

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