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ひよっこ社労士のヒナコ (文春文庫)

ひよっこ社労士のヒナコ (文春文庫)

ひよっこ社労士のヒナコ (文春文庫)

作家
水生大海
出版社
文藝春秋
発売日
2019-10-09
ISBN
9784167913663
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ひよっこ社労士のヒナコ (文春文庫) / 感想・レビュー

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タカユキ

派遣社員から一念発起し、社会保険労務士になった26才のヒナコが得意先で相談に乗りながら事件を解決していく。解雇、ブラックバイト、産休育休、パワハラ、残業代、裁量労働制、労災といった事例をテーマに、社内トラブルに巻き込まれたり、利用されそうになりながら、それでも試行錯誤しながら真摯に取り組んでいく。数々のトラブルの裏側に隠された意外な真実。総務部の手伝いと言っても、とんでもなく範囲は広く、提案を出しても受け入れられるかは会社次第。失敗を重ねる事。そして成長していく。なんでも近道はない。そう感じました。

2020/01/12

佐島楓

社労士という仕事に興味があったので読んでみた。す、ストレスフル……! 企業と従業員の板挟みになりまくる展開に、こちらまで胃が痛くなってくる。物語としては面白かったけれど、実際に就業なさっているかたがたの苦労がしのばれる。確かにやりがいはありそうだけど、私には無理かもしれない。

2019/10/13

Yunemo

題名でつい手に取って。社労士の世界を描く労務ミステリーですか。6編それぞれに労務問題の提起がなされ、悩みながらも落としどころを見つけていく、そのプロセスが何とも感じ入って。自身の身近にある問題、現在の社会状況であるだけに、成程ね、と頷ける場面しばしば。2019年4月から順次施行されていく働き方改革関連法案。本作では俎板に乗っていませんが、個々に取り上げられた問題、有給、残業、同一労働同一賃金、まさに法案そのものの問題。これをクリアしようと、頭では理解していても、先が見えない状況下、鬱屈した不満だけ残って。

2019/11/04

キンモクセイ

26歳にして新米社会保険労務士。ブラック企業、パワハラ、残業問題と様々な問題に直面するが悩みながら奮闘する。社労士って会社側的な考えだけど、主人公の朝倉雛子は労働者側に肩入れ過ぎ感がある。それが気になった。とは言え勉強になるのは確か。算定基礎届は労働者が今後1年間で支払う厚生年金、健康保険の元になる。4月から6月の賃金で作る。従業員が10人以上だと就業規則を労働基準監督署に提出しなければいけない。妊娠中や出産後1年を経過しない女性労働者の解雇は原則無効など。社会保険関係は勉強しておいて損はないと思う。

2020/07/19

のんちゃん

お仕事小説。今回は社会保険労務士、労働、社会保険問題から年金関係まで、会社の総務部に関わる国家資格の専門職。小さな社労士事務所に勤める新米社労士雛子が経験する、ミステリー仕立ての短編集。冒頭の一話はアンソロジーで既読。ほとんどの話が現実的終わり方をしていて、リアリティがある。が、勧善懲悪が好きな私には少し残念な気が。成長途中の雛子だから仕方ないとは言え、もう少し報われてもとの感があった。最終話はちょっと光が差したが。会社総務関連のあり様についても勉強になる一冊。

2019/11/14

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