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運命の絵 (文春文庫 な 58-8)

運命の絵 (文春文庫 な 58-8)

運命の絵 (文春文庫 な 58-8)

作家
中野京子
出版社
文藝春秋
発売日
2020-01-04
ISBN
9784167914318
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運命の絵 (文春文庫 な 58-8) / 感想・レビュー

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アキ

「運命の絵」シリーズ。歴史画、肖像画、風景画、風俗画、抽象画など、中野京子の語り口はいつも通り、滑らかで、鮮やか。表紙のピエール=オーギュスト・ルノワール「シャルパンティエ夫人と子どもたち」1878年。裕福な夫人と愛らしい子どもの肖像を、まだ若いルノワールに依頼したパトロンのシャルパンティエ氏は、やがて事業に行き詰まり、この絵の少女が成人になった頃、競売で売りに出された。ルノワールの出世の契機となったが、描かれた家族の没落との対比のエピソードが印象的。

2022/10/21

坂城 弥生

表紙の幸せそうな家族のその後が切なかった。

2022/01/25

Syo

「印象派」という言葉は嘲りから生まれた。 モネ、ドガ、ピサロ、ルノワール、スーラ…。 昔、フランスに行った時、現地の日本人ガイドが、僕ならルーブル美術館よりオルセーに行きますってことだったので、印象派の美術館、オルセーへ。 今、兵庫県立美術館でゴッホ展が。再開かって話を昨日、聞いたばかり。 倉敷の大原美術館に初めて行った時、そっか日本にある絵だから教科書に載せやすいのかって思った記憶が…。 絵画っていいよなぁ。

2020/03/14

真朝

私にとって中野京子さんの文章はとても読みやすいです。長々とご高説を説かれるより、数ページで次の作品に移る所も好きです。 表紙にもなってるルノワールの絵の幼子がとても可愛らしく気に入っています。

2020/03/22

おゆみ

知的好奇心をくすぐられる本て大好き。この本も最初から最後まで「へえ〜、へえ〜」と言いながら読みました。美術館行きたくてもいけないので、この本で「中野京子美術館」に行った気になりました。

2020/05/26

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