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鮪立の海 (文春文庫)

鮪立の海 (文春文庫)

鮪立の海 (文春文庫)

作家
熊谷達也
出版社
文藝春秋
発売日
2020-04-08
ISBN
9784167914721
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鮪立の海 (文春文庫) / 感想・レビュー

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あすなろ

熊谷氏の仙河海サーガ最新刊とのこと。以前から気になっていた作品。正直、前半は戦前戦後の漁船の歴史辿りの様な感あり、知らぬ事多く、学びという感であったが、戦後の後半となり一気に物語としての魅力がグッと出て来た作品。いずれにせよ、漁船とそれを取り巻く世界の学びという側面がある事は貫かれたテーマではありますが。この辺りに興味ある方にはより良い作品だと思います。

2021/01/31

みっちゃんondrums

昭和の初めの三陸に生まれ、戦前戦中戦後を生きた漁師・守一の青春・人生、ザ・男の物語だった。カツオ漁・マグロ漁の過酷さが伝わる。漁における船頭の責任や重圧も初めて知った。守一も良い男だが、特攻上がりの征次郎が謎の男として登場した後、守一との付き合いの中でどんどん魅力を増してくる。いいヤツだ。久しぶりの熊谷達也の世界、感涙し、堪能した。仙河海サーガというのは、気仙沼をモデルとした架空の港町を舞台とした作品たちらしい。私は本作が初読、ゆっくり読み進めてきたい。

2021/06/08

菊田和弘

主人公の名前(菊田)と出身地(気仙沼)が私と同じ。なので、一家の物語として読めました。小説がこんなにありがたいと思ったことなかった。船頭の偉大さも知りました。私の会ったことのないおじいさん(戦死)も船頭でした。とにかく感謝。支えられたから。夢をかなえ、人をつなぐ物語。

2020/07/02

Tossy

守一の成長譚。戦争の激化に伴い漁船に装備をつけて軍船化していく。グラマン機に情け容赦なく砲弾を浴びせられ船員が、漁師の仲間が次々と死んでいく。戦争やしきたりに翻弄されながらも漁師として、船頭として、力強く前に進む。 エンジンや冷蔵技術の進化に伴い漁場が近海から遠洋に変わっていくのは興味深く読めた。清子と幸せな家庭が築けそうなハッピーエンドでよかった。

2020/11/29

なんてひだ

仙河海がどんどん刷り込まれて行く、シリーズだろうけど色んな時代の色んな物語を培う。漁師は力強いなあ、相当厳しい仕事だと思うけど得るモノあるんだなあ。浜の甚兵衛が出たのがちょっと嬉しいって、読んだ読んだと。熊谷達也さんは描写が力強い、本当に引き込まれるし心配してしまう。6年も結婚した相手を思い続けて子供もいる全部受け入れようと腹を括る。自分も20代に別れたけどずっと好きで、好きだと思っていた女性が輩と酒の騒ぎを起こし、しばらく家に居させた、受け入れられないのに、男って馬鹿だよ。あそこまで引きずって

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