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メガネと放蕩娘 (文春文庫)

メガネと放蕩娘 (文春文庫)

メガネと放蕩娘 (文春文庫)

作家
山内マリコ
出版社
文藝春秋
発売日
2020-06-09
ISBN
9784167915087
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「メガネと放蕩娘 (文春文庫)」のおすすめレビュー

「まちづくり」がエンタメに! アラサー姉妹によるシャッター商店街の再生奮闘記が文庫に

本日発売の「文庫本」の内容をいち早く紹介! サイズが小さいので移動などの持ち運びにも便利で、値段も手ごろに入手できるのが文庫本の魅力。読み逃していた“人気作品”を楽しむことができる、貴重なチャンスをお見逃しなく。 《以下のレビューは単行本刊行時(2017年11月)の紹介です》

『メガネと放蕩娘』(山内マリコ/文藝春秋)

 東京に住んで驚いたことの一つは、「元気な商店街が多いこと」だ。

 地方で暮らしていた頃は、商店街で買い物することは少なかった。近くに商店街が存在することは認識していたものの、シャッターを下ろす店が年々増加する一方なので、足は遠のいていった。

 内心残念な気持ちはあったものの、郊外にドーンと建設された大型ショッピングモールに車で買い物に行く日常にもすっかり慣れ、商店街が地域にこれまでどのような役割を果たしてきたかなど、考えることもしなかったのだ。

 山内マリコの『メガネと放蕩娘』(文藝春秋)は、そんなシャッター通りと化した商店街を寂しく思い、奮闘するアラサー姉妹の物語である。

 著者が地元、富山の商店街を徹底取材して執筆した本書は、商店街の…

2020/6/9

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メガネと放蕩娘 (文春文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

nyanlay

地方再生とか難しいよね。商店街は地方じゃなくてもシヤッター増えてるし。アタシの住む町の商店街もお店はあるけど、後継者いなくてチェーン店ばかり。タカちゃん&ショーコ姉妹プラス街子いいね。片桐君のレポートは現実的ですね。ツライ。

2021/01/21

mocotaro

山内マリコさんに、お買い物エッセイを読んでから特にハマってしまい、本屋で新刊を見つけて即購入。ものすごく読みやすくて、2日で読んだ。今コロナの影響で、実家に帰っていることもあり、地方活性化というテーマは興味深く読めた。シャッター商店街の、単純じゃない事情など、なるほどと思えて見方が変わることも。何より出てくる人が前向きで、私と同じく地元が好き。自分も何かやれるんじゃないかと思える、大変後味の良い本。

2020/07/07

じゃっきー

商店街活性化かぁ、山内さんもこういうの書くんだなぁと意外に感じながら読み始めた。でもやっぱり山内さんらしいノリで描かれていて、とても楽しく読んだ。商店街衰退の背景には悩ましい問題が多々あって、活性化の必要性まで疑問視される始末。若者たちが頑張ってもダメなのかな…と落胆したけど、そこをガツンと突破していくショーコの気合が頼もしかった。タイプは全く違うけど、この姉妹は最高だ!

2020/10/27

mori009

地方に生息する(主に)女子たちの鬱屈を描けば右に出るものなしの山内マリコさんに珍しく、寂れた商店街を復興させようと奮闘する超前向きな人たちの物語。とはいえ具体的な商品の固有名詞(アースミュージック…とか)が出てきたりする作風は健在、登場人物たちも親しみやすくて面白い。現実に商店街の現状としてよく語られるトピックを物語に落とし込んだ「ドキュメンタリー風物語」感はあるけど、地方都市のリアルに上質のエンタテイメント性を付加する手法の巧さは流石。姿かたちがどうあれ結局は自分の街を好きになれるかどうか、よね。

2020/06/29

yuriko

地方の商店街を活性化させるべく、姉妹が奮闘。妹のショーコ(元読モ)が大胆な発想で、活性化プランを打ち出していくのだけど、どんな人にも怖気付くことなく、意見を言う姿が頼もしい!商店街の衰退化は、色んな要因が重なって、一筋縄ではいかないのだけど、この姉妹なら、、、と終始思えるくらいにパワフルで、希望を感じさせるお話であった😌

2020/11/28

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