読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

鵜頭川村事件 (文春文庫)

鵜頭川村事件 (文春文庫)

鵜頭川村事件 (文春文庫)

作家
櫛木理宇
出版社
文藝春秋
発売日
2020-11-10
ISBN
9784167915452
amazonで購入する Kindle版を購入する

鵜頭川村事件 (文春文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

坂城 弥生

一部の親族で圧政をひく閉鎖的な村と櫛木理宇さんの相性が合いすぎてて、かなり怖かった。力で抑えれば必ずひずみがでる。そして積もり積もって爆発する。 印象的なセリフが一つ「威張りくさるだけで赤ん坊一人養えない男になんの価値があろうばさ」

2020/11/25

えみ

恐怖!豪雨により閉ざされた村で一人の青年が殺された。一体誰が?疑心暗鬼の振舞い、抑制された衝動、動き始めた復讐。殺人事件を発端に、村を覆いつくした興奮と暴力で支配された集団ヒステリー。何が起こったのか、誰が悪かったのか、もはや無法地帯と化した閉ざされた村で狂気に浮かされた村人たちが人を狩りにやって来る。敵か味方か、何者か。憎悪を餌に殺戮の化身となった者たちに追い回されるパニック・サスペンス。ここまで自分の運命に絶望できるのか。人が知能を捨て獣になる瞬間をそれこそ絶望の気持ちでみる。ほら、エイキチが来た。

2020/11/17

JILLmama

狭い田舎のコミュニティ。 今のようにSNSもない時代では、こんなふうに災害が起こって孤立してしまうと、周りからの情報は入ってこないし、疑心暗鬼から集団ヒステリーを起こしやすいだろう。フィクションなのに実際にあったちょっと昔話みたいでリアルだった。

2020/11/19

Junichi Yamaguchi

『どこであろうと人間は一緒だ』… 何かのキッカケが鬱憤を狂気に変える。 何かのキッカケが人を人として扱わなくなる。運良く人間として生まれた僕等は、人間としての根本を考えるべきなのかもしれない。 ウィルスが蔓延する世の中で、鬱憤を搔き消すようなことを。。

2021/01/20

JKD

血縁だらけの小さな村を襲った豪雨災害のさなかで発生した殺人事件。ライフラインも絶たれ陸の孤島となった村人たちは見えない犯人と困窮していく生活の不安から次第に本性がむき出しになり、これまで村の中心的雇用主として支配きた矢萩家への不満も高まっていく。やがて若者たちは村の秩序を守るという名目で自警団を立ち上げ、打算的な大人への反感をあらわにしていく。仕事の上下間系、親族親子関係、男女関係が入り交じって慣れ親しんできたはずの村人たちが暴徒化していく恐怖。グロさというより強烈な不快感の連続攻撃だった。

2020/11/24

感想・レビューをもっと見る