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夢で逢えたら (文春文庫 よ 40-1)

夢で逢えたら (文春文庫 よ 40-1)

夢で逢えたら (文春文庫 よ 40-1)

作家
吉川トリコ
出版社
文藝春秋
発売日
2020-10-07
ISBN
9784167915766
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夢で逢えたら (文春文庫 よ 40-1) / 感想・レビュー

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pohcho

お笑い芸人の真亜子とフリーアナウンサー・佑里香の出会いと友情、テレビ界に蔓延る女性差別(ダンソン&ジョヒ!)にまつわる物語。オリンピックがらみの騒動でも明らかになったが、日本社会ではまだまだ旧態依然とした価値観が幅を効かせていて、中でもテレビ業界はその最たるもの。深く考えさせられる内容だったが、とにかくテレビネタが満載で。ちょ、待てよ、とキムタク(概念)ちがうちがう、そうじゃ、そうじゃない。鈴木雅之(概念)とか、吉本新喜劇のめだかさんまで。ずっとクスクス笑いながら読んだ。佑里香のすっとぼけたキャラが好き。

2021/08/26

えりこんぐ🐤

女芸人=男の芸人には勝てない、女子アナ=お金持ちと結婚。こんな思い込みにあがく2人のヒロイン真亜子と佑里香。芸能人の実名がバンバン飛び出してきて面白い。若者はYouTubeかもしれんが、テレビが好きなんだー! 佑里香が王道ふんわり系かと思いきや、意外と肉食系なとこが笑えた。『なごやdeノンシャラン』見てみたい!【積読23】

2022/03/07

優希

面白かったです。色々な立場の女性たちがいてリアルなんですよね。お笑い芸人とフリーアナウンサーというコンビが何とも言えません。個性を際立たせたかったのでしょうか。自由だけど自由じゃない、これが今の本来の姿なのかもしれません。

2023/06/02

ぐりとぐら

今の時代を反映した、戦う女たちの話。女芸人と女子アナが、芸能界・テレビ業界という男社会で生き抜く数年間を軽いタッチで描く。文章はすごく読みやすいが、テーマはけっこう深くて考えさせられる部分も多かった。「Me too」やコロナなどの社会的な出来事も反映しており、時代がよくでていた。特にテレビカルチャーなどに関しては、すごわかる部分ばかりで、楽しく読めた。作者と年代が近いので、見ていた番組とか流行っていたものは近いのかな。これで名古屋方面に詳しい人は更に楽しめたのかなぁと、ちょっと羨ましいかも。

2023/03/18

Hisasi Hasida

やっぱ、女子との距離感は ヒット&アウェイが望ましいなぁ~ッ!! って、改めて思ったお話。。。

2021/02/03

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