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辺境メシ ヤバそうだから食べてみた (文春文庫)

辺境メシ ヤバそうだから食べてみた (文春文庫)

辺境メシ ヤバそうだから食べてみた (文春文庫)

作家
高野秀行
出版社
文藝春秋
発売日
2020-11-10
ISBN
9784167915995
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辺境メシ ヤバそうだから食べてみた (文春文庫) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

高野秀行の辺境奇食(ゲテモノ喰い)紀行。彼は「子どもの頃から胃腸が弱く、好き嫌いも多かった」と言うのだが、どこでどうタガが外れたのか、世界を股にかけての奇食・珍食三昧。ゴリラやチンパンジーはもちろん(文化人類学者の梅棹忠夫氏でさえ猿は食べられなかったそうだ)、サソリやムカデ、ワニ、ピラルク、ヤギの糞のスープから、果ては胎盤(人間の)餃子に至るまで、とにかく東に珍しいものがあると聞けば食べに行き、西にこんなものを食べるのかというものがあればそれも試食し、もうありとあらゆるゲテモノの類を食べ尽くすの記。

2021/08/20

molysk

世界の秘境を飛び回ってきた筆者が出会った、辺境のヤバい料理とは。コンゴのゴリラ、タイの昆虫、ペルーのカエルといった食材は見た目からして驚きだし、韓国のホンオ、スウェーデンのシュールストレミングといった発酵食品は凄まじい臭いだ。一方で、それは日本の刺身や納豆も、立場を変えれば同じことではないだろうか。入手が容易な素材は場所によって異なるし、食料の保存に優れた発酵は先人の知恵だ。また、食事はコミュニケーションを深める機会でもある。独特な料理を喜んで食べる異国からの旅人がいれば、うれしく感じてしまうに違いない。

2021/05/05

こばまり

めくるめく珍食の世界。ヒトに近いものは感情的に、ヒト由来のものは生理的に無理と己の限界を知る。もはやBCとはビフォア・コロナの意かと常にコロナウイルスの影がつきまとう今、本書のような国際交流が再び叶う日はいつと寂しい気持ちにも。

2020/11/29

活字スキー

【注意!食事中に読まないこと】アジアやアフリカ等の辺境を渡り歩いてきた高野さんならではの、そこらのリアクション芸人とは次元が違う、腹加減無用の奇食珍食レポ。自分はほとんど好き嫌いが無く、いわゆる珍味やゲテモノ系でも機会があれば試してみたい派だけど、本書で紹介されたものは「絶対無理。てかアカンやろ。色んな意味で」というものが多かった。これまで高野さんの著作をいくつも読んでいれば、思い当たるものもいくつか。やはり食は文化だ。近代化や効率化ばかりではつまらない!

2020/12/31

Shun

体を張り世界の珍しい食事を紹介。これらの珍食や奇食は日本人から見たら所謂ゲテモノ料理ですが、どれも土地に合った食材や調理法が見えて大変興味深い。そして文庫本になってもカラー写真が載っており、珍しい食材の色合いもバッチリ確認できるのも〇。ただし中には覚悟してページを開かないと衝撃を受けるものもあるかと思われます。世の中には昆虫食を超える食材がこんなにもあるのかと目から鱗でしたが、その最たるものは”胎盤”を使った料理でした。それも人の出産後の胎盤・・・プラセンタは分かるが食べれるとは思いもしませんでした。

2020/12/19

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