読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ミルク・アンド・ハニー (文春文庫)

ミルク・アンド・ハニー (文春文庫)

ミルク・アンド・ハニー (文春文庫)

作家
村山由佳
出版社
文藝春秋
発売日
2020-12-08
ISBN
9784167916046
amazonで購入する Kindle版を購入する

ミルク・アンド・ハニー (文春文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

あすなろ

寝しなに読み進めた作品。うむ、本当の快楽や愛を委ねる相手は誰なのか、の探索旅。その旅は結構ハプニングに富んだ末、終着点に。その相手とは、血の濃淡に悩む相手であった。血の濃淡、つまり血縁関係。禁忌の愛に行き着けば、意外にもその周りの血縁者は納得出来るものがあるとラストで描かれる。禁忌では当然あるのだが、分かる部分もあるのである。

2021/02/13

もぐたん

ダブルファンタジーから広がる性的幻想はどこへ向かうのか。主人公の不甲斐なさに腹が立ち、関係する男たちの子供っぽさに苛立ち、周りが見えてない長文メールにはげんなりした。それでも、読むことをやめられなかった。主人公の、飽きることなく繰り返す盲目的な恋への熱量に対する憧れ、男たちの言い分への共感、どっちもどっちだよなと俯瞰して見る冷静さ、それらが体の中を駆け抜ける。遠回りした彼女は、安息の地へと辿り着いたと信じたい。まるで嵐が過ぎ去った後のような静かな緊張感が心地よい、官能少なめの長編。★★★☆☆

2021/03/24

坂城 弥生

大林が寄生虫ってよりもはやウイルスだよ…仕事もしてない家事もしてない妻に小遣いもらってパチンコや飲み屋を渡り歩く男に粉々になるようなプライドがあった事のが驚きでした。一山1円にもならない価値のプライドだけど。 奈津が男を見る目はないけど、女友達に恵まれてたから幸せになって欲しいと思っていたのでこの結末で良かった。 大林と奈津の序盤の方のすれ違いで紙の本か電子書籍かの争いがあったけど、私も奈津と同じ紙の本支持者です。ただ、本作のように500ページ越える場合は上下巻にして欲しいかな。

2020/12/17

TANIZAKI

村山は快楽の開放を求めた挑戦者だった。奈津は心を満たすことが出来ず代替の男を求めて体だけ快楽を得てきた。ハプニング・バーでのガラス張りでの性行為で女性器から潮を吹く、後ろから何回も突き刺されたシーンでは、読者に体がエクスタシーに達したことを示す。しかし、心を満たすことが出来なかったのは、幼少時代から母親の愛情を得るために顔色を伺う必要があり、常に自制心が身に付いてしまった事により、男性主導の性行為になったと村山が言うが疑問だった。従妹の武が心と身体の全てを使って想いを伝えてから、代替の男が不要となった。

2021/02/07

ピロ麻呂

エロ本よりエロい恋愛小説やわ😆ダブルファンタジーで大川を選んだ奈津。その大川がヒモになり働かない、浪費し借金してくるなどゲス度が急上昇😅それに比例して奈津の性欲もエスカレートしていく。媚薬使用に始まり、AV男優、ハプニングバー、百戦錬磨の風俗ライター、近親相姦…もう男のファンタジーの世界。奈津は性欲エベレストの頂上を目指すクライマーのようになっちゃいます😁色んな意味でスゴい小説でした😅

2020/12/27

感想・レビューをもっと見る