読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚 (文春文庫)

三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚 (文春文庫)

三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚 (文春文庫)

作家
野村美月
出版社
文藝春秋
発売日
2020-12-08
ISBN
9784167916091
amazonで購入する Kindle版を購入する

三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚 (文春文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

よっち

人生最後で最上の一冊を選んでくれるという三途の川べりの「おらんだ書房」。生前に大きな未練を残す死者たちが最後の一冊を求めて店を訪れる連作短編集。本が大好きで本で圧死した公務員、先に亡くなった夫が最後に読みたかった本を探す妻、小さな子どもが探していたもの、不倫した夫たちを呪いたい妻、最終回を描かずに亡くなった人気漫画家、つまらない本を所望する高校生など、飄々とした着物姿の店主と彼に振り回されるアルバイトのいばらが、お客さんたちが本を求める真意を読み解いて、彼らのために奔走する姿はとても優しくて印象的でした。

2020/12/08

はつばあば

三途の川を渡ってしまえばあの世逝きだが、川を渡るまでに六文銭で人生最後を彩る様々なサービスを利用できるそうな。?六文銭?母の時入れたかな?眼鏡は?。死に至る道はそれぞれです「でんぐり返る本」を読んでうちの爺様もそう思ってくれているかしらなどとニヤリとしたり、幼児遺棄は辛いわと顔をしかめたりと表情豊かな時間を持てました。さて私ならどんな本を選ぶかな。いえいえ現世でいっぱい本を読ませて頂いたのですからさっさと舟に乗せて頂きましょう。そして生前を振り返り、景色を見ながら来世も幸せにこの船に乗れる事を願いましょう

2021/05/15

活字スキー

「ま~た、『ほぼ月刊野村美月』だよ……」と思いながら読了、一般文芸でもやっぱり野村さんらしい「本好きによる本好きのためのライトなファンタジー」だった。現実を解釈しなおしてより効果的に物語るためのファンタジーは「アリ」だが、書き手の「そういう設定なんで」みたいな、楽をしたいがためのそれは「ナシ」だと思ってる自分としてはあまりハマれなかった。キャラの造形も含めて相変わらずこぢんまりとまとめられた印象。最近の野村さんは、長い休養明けのリハビリもしくは暖気運転中なのだと思うことにする。

2021/01/19

coco夏ko10角

三途の川にきた多くの死者、川べりに並ぶいくつものお店、最後の過ごし方…。一話目の本好き男の話、最後に読むことができるのは一冊だけ、選べない男に店主が渡した本のチョイスがよかった。もし自分がこの作品での死者だったら五話に出てきた人たちみたいに好きなシリーズの最終巻発売待ちだろうけど。二話のおばあちゃんのお話可愛いし素敵だ。店主やお店『おーさん』のことも気になるし、もっと色んな「死者と本」のお話読みたいから続編出たら嬉しい。

2020/12/25

ツバサ

野村美月先生が描く死んだ後にもう1冊読めるという死の先に待ち受けている物語なんて心に響くに決まっている。どの話も心残りがなくなってスッキリしたりほっこりしたり良い読後感があります。

2020/12/13

感想・レビューをもっと見る