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だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考 (文春文庫 か 72-2)

だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考 (文春文庫 か 72-2)

だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考 (文春文庫 か 72-2)

作家
かこさとし
出版社
文藝春秋
発売日
2021-05-07
ISBN
9784167916961
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だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考 (文春文庫 か 72-2) / 感想・レビュー

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keroppi

だるまちゃんの絵本作家、かこさとしさんが、子供の頃の遊びを紹介する。私もやっていた遊びがいくつもある。何の道具もなくても、自然の中にある草や土や光や、自分の手や足さえも、遊び道具となった。かこさんの優しい絵とともに懐かしさが込み上げてくる。今の時代、何でもあるようで失ってしまったものも一杯あるんだなぁと思った。でも読みながらNetflixドラマ「イカゲーム」を思い出していた。全く方向性は違うけど、あのドラマも懐かしい遊びと失ったものを描いていたなぁ。

2021/10/26

遠い日

伝承遊びの記録としてもだいじなものだと思います。昔の遊びは年かさの子に教えてもらうのが普通でした。わたしも缶ぽっくりや竹馬などは父に作ってもらったものですが、遊び自体は子どもだけでしていたように思います。わたしのしてこなかった遊びもいろいろあって興味深く読みました。かこさとしさんの挿絵も豊富で楽しい一冊。

2021/07/27

ひでお

かこさとしさんが、故郷の武生を始め、全国の子供の遊びを採取した、こどもの遊び論。なぜその遊びが楽しいのか、子どもの視点そのものから考察されています。昔はこうだった、という郷愁の文章でないところがかこさんらしい。本当に子供たちを想っていたのだなあと、改めて思いました。

2022/05/07

たっきー

1975年の単行本が2018年に増補版として出版されたものを文庫化。50年近く前の当時で、著者が「子どもたちが一番ほしいものは精巧さより自由であり、与えられるものより自分の意のままになるものであり、親や商人が満足するものではなく子ども自身が満足するものである」といった指摘をしているのが素晴らしい。セツルメント活動に携わってきた著者が本当に子どもの姿をよくみていたのだろう。四季の自然や気候に合わせた遊びを紹介しているのも貴重。今は残念ながら商業ベースの遊び中心で、子どもが試行錯誤できる場が少ない。

2021/07/07

きくち

大人の目線からでなく、こどもの、自分が遊んでいた頃のを思い返しつつふるさとの風景や様々な遊びを紹介している。かこさんの優しい挿し絵や、全国から蒐集したわらべ歌、遊び歌も紹介されている。また、遊びの図解などもあり、昔見たりやったりしたものもあって、懐かしい。一方で、こどもの遊びに勝手な理想や解釈を押し付ける大人に対してのチクリとした諫言なども、実にかこさんらしい。

2021/10/02

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