日傘を差す女 (文春文庫 い 26-27)
日傘を差す女 (文春文庫 い 26-27) / 感想・レビュー
pirokichi
伊集院さんの推理小説を多分はじめて読んだ。読み終えた今、眼前に海が広がっている。激しく荒れ狂って恐ろしいが、なぜか懐かしく心の芯の部分を落ち着かせる海だ。遺体で発見された和歌山県熊野灘太地町に住む捕鯨の伝説の砲手・稲本和夫。彼が赤坂のビルの屋上で最期にみた空が、雲ひとつない晴れ渡ったきれいな空でよかった。舞台となる和歌山県熊野灘も青森県津軽三厩村も行ったことがないので、いつか旅をしたいなと思った。
2021/08/11
ここぽぽ
ある事件を軸に話が進むが、あれよあれよという間に人が亡くなる。背後の人間関係にモヤモヤ。なかなか事件の真相がみえない。昭和を堪能できて、男女の痴情のもつれの複雑さを味わった。
2023/04/08
かずぺん
伊集院さんの推理小説は初めてだったと思います。深い人の心の動きと、人生の重さに気づかされました。満足しました。
2021/08/31
たけのうみ
2
2023/10/02
KN
文学?推理?どっちつかずで読みづらくどこに焦点を当てればよいかわからなかった…
2023/03/31
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