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雲州下屋敷の幽霊 (文春文庫 や 72-2)

雲州下屋敷の幽霊 (文春文庫 や 72-2)

雲州下屋敷の幽霊 (文春文庫 や 72-2)

作家
谷津矢車
出版社
文藝春秋
発売日
2021-07-07
ISBN
9784167917203
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雲州下屋敷の幽霊 (文春文庫 や 72-2) / 感想・レビュー

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TANIZAKI

表紙の絵に魅せら購入。あらすじは見たが著者は全く知らない。「鏑木清方:刺青の女」「岡田三郎助:あやめの女」を思い起こす。女性の後ろ姿はとても美しい。美しさはもうひとつある。「境遇を恨むことなく凛々しく活きた女の姿」。藩主を追われた男は役割を与えられ、自分が生を全うしている人間を羨んだ。その偏狭さが艶姿の15才の下女に幽霊の美しい刺青を入れた。親兄弟を失くした女が生を肯じ人間としての強さ見せるが、逆にその女を見て気が狂うほど自分を見失う男。男は人を羨むことで幽霊に執着。刺殺された女は最後まで羨む事を嫌がる。

2021/07/24

白いワンコ

ここ二冊読み応えなく終わっていたため、安心して読める再読の本作をチョイス。本当は京極作品を読みたかったのだが、単行本で氏から称賛された戯作5編+αで存分に満たされた。田口幹人氏の解説も、個人的にとても胸が熱い

2021/07/30

茶坊主

解説によると、本書は五つの短編を収録した著者初の短編集。それぞれ独立した短編として発表されたものに「幕間」を加えて一冊になることで、五つの短編を入れ子とした「もう一編」が浮かび上がるという趣向。なんだかすごいものを読んだ気がする。二つの意味でゾクゾクした。先に読んだ「おもちゃ絵芳藤」に登場した幾次郎にまた会えたのも嬉しい。

2021/07/31

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