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刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄 (文春文庫 た 108-1 現代日本文学館)

刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄 (文春文庫 た 108-1 現代日本文学館)

刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄 (文春文庫 た 108-1 現代日本文学館)

作家
谷崎潤一郎
出版社
文藝春秋
発売日
2021-08-03
ISBN
9784167917401
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刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄 (文春文庫 た 108-1 現代日本文学館) / 感想・レビュー

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優希

耽美で艶やかな世界に浸ることができました。どの作品も美意識から世に問いかけている問題作だと思います。そしてやはり『痴人の愛』にハマりました。自分好みの女にするはずが、掌で転がされているような様子が問題作としての風景を見せてきます。傑作揃いの1冊を堪能しました。

2022/04/11

Kamikami

文豪の筆力と性癖をこれでもかと味わえる作品集。蠱惑的な悪女や魔性の女とそれにハマる男の業の深さは読む者の目を奪う。特に『痴人の愛』で自分の度し難さを自覚していながらも、ナオミに籠絡されきった譲治の姿は滑稽ですらある。

2021/10/05

栄吉

★★★☆☆ 女性に翻弄される男性。愚かだと思いつつ一途な愛が羨ましくもある。どの時代でも面白いお話しは面白い。

2021/10/28

としき

【痴人の愛】既読、【刺青】【麒麟】【春琴抄】の3短篇読む。4篇通して作者は男を惑わす女体の美しさ、抑えきれない男の欲望を余すことなく表現している。この本には掲載されていないが確か【細雪】もそうだった。明治から大正にかけてまだ封建的な時代に、これだけ女性の艶めかしさ、男たちの盲目の愛を書けたのは、作者だからできた筆力なのだろう。特に【刺青】は読んでいるだけでも、女の白い肌から女郎蜘蛛が生きているように這い出してきて、命を与えた彫り師自身も食い尽くす。そんな情景がありありと目に浮かんだ。現代小説より色っぽい!

2021/09/09

マキコマキ

「刺青」「痴人の愛」「春琴抄」読み返したかった三作品がすべて収録されている本を見つけ、即購入。 学生時代に読んで以来の再読でしたが、色褪せないだけでなく、年を重ねた今だからこそ感じる男女の性愛と狂気。 美しく、賢く、気位が高い女に全てを投げ出す男。その崩れそうで崩れない二人の均衡にハラハラしながらも次はどんな無理難題を突きつけられるのかと読む手が止められませんでした。

2021/08/24

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