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炯眼に候 (文春文庫 き 44-4)

炯眼に候 (文春文庫 き 44-4)

炯眼に候 (文春文庫 き 44-4)

作家
木下昌輝
出版社
文藝春秋
発売日
2022-02-08
ISBN
9784167918262
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炯眼に候 (文春文庫 き 44-4) / 感想・レビュー

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ブルちゃん

面白かった!どの話も良かったし、心に残った。炯眼の持ち主である信長の、ひっそりとした、凛とした強さも良いが、名前も知らなかった登場人物たちの関係性も地味に良かった。にしても先の先を見て話を構築する木下さんすごいっ!😆

2022/04/13

tomo

☆☆☆☆ 4.3 本作での信長は、まさに“炯眼”だ。短編集ではあるが、どれも“そうかも”と思わせる。信長に次ぐ“炯眼”、猿似の秀吉。鉄甲船では、上様もそんなもの出来るわけないととっくに見切っておるわ、と悩める部下たちを尻目にまさかの判断。やはり、この猿は食えない、やるな。

2023/06/13

イシカミハサミ

いろいろな主人公たちが躍動する、 それでも信長が主役の1冊。 信長の研究が進んだ現代ならではの解釈と、 読み応えの1冊。 信長にまつわるいろいろな謎に対して、 明解痛快な回答を用意しつつ、 小説として十分すぎる読み応えだった。

2022/04/30

流石全次郎

連作短編集。物語の初めに「序」の章があり、物語にまつわる背景や謎が示され、学校では歴史嫌いだった私でも知っている著名な武将や、有名なのかもしれないけど私は知らなかった登場人物によって章毎に異なるエピソードが描かれる。章がすすむ毎に「信長」の大きな影が揺れ動いた。

2022/04/09

のじ

信長公記などなどに基づいて「こうだったのではないか」という想像を巡らせた物語集。その推理は面白いなと思ったのですが、年度末のバタバタした中で読んだせいかものすごく読み進めるのに苦労しました。以前この人が信長を書いたおはなしでも思ったけれど、周囲の人物に比べてなんだか信長公自身にあまり魅力を感じない気がするのはなんなんだろうなあ。

2022/04/03

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