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獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI (文春文庫 い 47-26)

獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI (文春文庫 い 47-26)

獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI (文春文庫 い 47-26)

作家
石田衣良
出版社
文藝春秋
発売日
2022-09-01
ISBN
9784167919337
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獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI (文春文庫 い 47-26) / 感想・レビュー

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KAZOO

シリーズ16作目です。解説では主人公が年を取らないことが書かれていますが、確かに事件や世相を考えると違和感はあるのですがあまり気にはなりません。今回も4つの作品が収められていてそれなりに楽しめます。しかしながら表題作についての虐待の場面は年寄りにとってはかなりしんどいものでした。最後には胸がすくようにやっつけてくれるのですが。この中では最初の「タピオカミルクティの夢」が私のフィーリングには合いました。

2022/11/14

chiseiok

今回も重いのから軽いのまで時代を反映したトラブルをさくっとスタイリッシュに解決するタカシとマコト。今時なかなか登場させづらいであろう氷高組渉外部長サル君の久々の出演も嬉しい。長期シリーズ主人公の年齢設定はリアリティとの兼ね合いもあって作者の悩みどころでしょうが、どうやら『あぶさん』系ではなく『サザエさん』に振った様子。つまりリアル同様に問題発生するバーチャル池袋で、作者のアバターである永遠二十代後半マコトが作者の想いを存分に叶えるファンタジーとして読めば良いのかな?それはそれで悪くないし、充分楽しめたよ。

2022/11/22

ゴルフ72

何時ものマコトの語りで始まるシリーズ、今回もすっきりさせてくれる。しかし表題の「獣たちのコロシアム」はいけませんちょっと読めません、これは!「タピオカミルクティ・・・」の大前さん大好きになりました。頑張れ❣

2022/09/10

Junichi Yamaguchi

『いい女を引き寄せる七つの方法』…  シリーズ16作目らしい。 文庫化してから読んでるので、懐かしく感じる時事ネタは変わらず。 もちろん、読み易さも。 主人公と相棒⁈の活躍はまだまだ続きそうだわ。 それよりも、主人公の恋はなかなか始まらない。。

2022/12/17

テツ

マコトとタカシ(あとサル)の活躍とその時々の時事ネタ。池袋ウエストゲートパークシリーズも16冊目。今回のテーマは、タピオカミルクティ、ラブホテル強盗、特殊詐欺、幼児虐待。物語の中に悲しみ苦しみがあったとしても、最後にはマコトとタカシが何とかしてくれるだろうというマンネリにも似た安心感は『剣客商売』を読んでいるときのよう。現実社会で起きる事件はハッピーエンドでは終わらないけれど、小説の中でくらいは安心したい。シリーズが何処まで続くのか解らないですが、二人が老人になるまで池袋にいて欲しいですね。

2022/10/28

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