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死してなお (文春文庫)

死してなお (文春文庫)

死してなお (文春文庫)

作家
矢月秀作
出版社
文藝春秋
発売日
2022-10-05
ISBN
9784167919436
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死してなお (文春文庫) / 感想・レビュー

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rosetta

★★✮‪☆‪☆シリーズの途中だけ読んでいるような置いてきぼり感。文体にも魅力を感じず。実際に先行する刑事学校シリーズのキャラは登場しているが、事件はこの作家のどこかの本で書かれているのか?防犯に役立てようと、銃撃戦の最中に自殺した犯罪集団の凶悪な首魁萩谷の経歴を追う大分県警刑事企画部の若手刑事。本当にそんな部署あるの?関係者の追憶の中の萩谷は思いやり深く仲間を身を呈して守り賢く絵の才能もあるという、とても後の姿からは考えられない子供であった。書き込みが足りず萩谷の姿が見えず、どうにも感情移入できなかった。

2023/01/04

米太郎

・犯人が亡くなっているのに疑問が残る。シリーズを呼んできた私にとって萩谷はいかれてんな。って感想だったが三浦の丹念な調べにより、産まれる前から大人の事情に振り回され、歯車が狂い、死によって自由になれたんだな。と感じた。

2023/12/06

きさらぎ

犯人が死に、事件が幕引きした後の話なので、いつもの矢月作品のようなハラハラドキドキはない。そういう意味では穏やかな作品。主人公が犯人の半生を追ううち明らかになる事実に胸が押しつぶされそうになる。関わる人物がすべて鬱屈して希望のない生活を送っている。それはなぜか?犯人とどういう関わりがあったのか? 矢月さんとしては珍しくメッセージ性がある作品だが、「らしくない」と感じてしまった(笑)

2023/10/17

オオイ

大分県警の若手刑事が警官に追い詰められ最後に笑って拳銃自殺した凶悪犯の過去を調べる、予想と違い淡々とした話だった。

2022/12/12

無添

かつて大分県警を震撼させた異常犯罪者・萩谷信。県警の三浦は彼の半生を調べるため、少ない手掛りをもとに足跡を辿る。

2022/12/22

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