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本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式 (文春文庫 い 73-3)

本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式 (文春文庫 い 73-3)

本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式 (文春文庫 い 73-3)

作家
石井光太
出版社
文藝春秋
発売日
2022-11-08
ISBN
9784167919634
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本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式 (文春文庫 い 73-3) / 感想・レビュー

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佐島楓

高校生が読むことを想定した、現在の日本を含む貧困についての本。題材はいいのだが、日本と再貧困国に近い国の話題ばかりで、論点としては浅い。日本の貧困を克服するには、社会システムそのものを変えなければこの先国がもたない。そのためには政治への参画が絶対必要になってくるのに、若い世代に対してそうした言及がない。また、北欧に代表される高福祉高負担の国への取材、最貧国への政府に対する取材はなさったことはあるのだろうか。なにかそのあたりをぼかしているのがずるいなと思った。

2022/11/14

shun( 早瀬俊)

本当の貧困をリアルで観るとなかなか深刻な気持ちになってしまう。現実を見ることをあえて避ける風潮の世の中だが、しっかり受け止めて未来につなげて欲しい。この本の良いところは貧困を克服できるという希望が書かれていることだ。  特に中学生や高校生へ、希望を失わないで努力してもらうための良い教材だ。

2022/11/20

苺みかん

ポップな表紙からは想像できなかった、重い。目をそらしてはいけない現実だが正直読んでいて不快な気分になることもあった。

2022/12/16

きょん

途上国の貧困は「絶対的貧困」、日本の貧困は「相対的貧困」。しかしどちらの貧困も他人事と思ってはいけない。自己責任などではない。貧困へのケア、あるいは貧困から犯罪を犯した人が行く先の刑務所も、国民の税金で賄われるからだ。明日は我が身、歯車がひとつ狂えば自分も貧困に陥るかもしれない。そういう思いが他者への優しさに繋がるようになってほしい。ほんの少し周りへの気遣いや思いやりを持つこと、そうすれば世界は変わっていくのではないか。自分だけがお金を溜め込んで暮らすのか、周りと一緒に幸せを分け合うのか。大きな違いだ。

2022/12/09

Eiki Natori

「誰が国語力を殺すのか」や数々の著書で社会の底辺を取材してきた石井光太氏が、若い人に語りかけるような文体で「貧困」についてまとめた一冊。 「貧困」とは経済的貧困もそうだが、それ以上に「精神」の貧困に陥ると深刻であるということがわかる。 貧しくてもコミュニティがしっかりしていれば支え合えるが、そうでないと孤立を深め、深刻なことが起こる。 286ページしかない文庫本であるが、どれも深く考えさせられる話で密度が濃い。

2022/11/11

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