KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

荒ぶるや 空也十番勝負(九) (文春文庫 さ 63-171)

荒ぶるや 空也十番勝負(九) (文春文庫 さ 63-171)

荒ぶるや 空也十番勝負(九) (文春文庫 さ 63-171)

作家
佐伯泰英
出版社
文藝春秋
発売日
2023-01-04
ISBN
9784167919801
amazonで購入する Kindle版を購入する

荒ぶるや 空也十番勝負(九) (文春文庫 さ 63-171) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

とし

空也十番勝負「荒ぶるや」9巻。空也さん、どの地に行ってもその土地、人々の中に溶け込んで往く事ができるんですね。次巻が楽しみです。

2023/03/13

KAZOO

佐伯さんの空也のシリーズもあと1巻を残すのみとなりました。今回は、京都でその背の高さからスカウトされて武蔵坊弁慶の役を演じます。あまり勝負には関係ないのですが、武芸ばかりではなくこのようなこともできるということなのでしょう。さらに鞍馬で修行をして若狭の小浜まで出張ることになります。今回はかなりのやり手ですがどうやら相手を琵琶湖の竹生島で倒します。最後は佐伯彦次郎との勝負が待っていることになるのでしょう。次で(5月)終わりでいよいよ佐伯先生のシリーズも吉原裏同心を残すのみとなります。

2023/01/18

やま

直心影流、坂崎空也の武者修行の物語です。空也は、薩摩藩島津重豪が送った最後の刺客である建部民部を琵琶湖の竹生島神社で討ち果たした。建部民部は、策を弄する異色の剣術家であった。ここに十番勝負のうち九番勝負を終えた空也は、血のつながりのない姉・重富霧子の待つ紀州高野山麓の姥捨の郷へ向かう。そこには、芸州広島から空也と真剣勝負を心待ちにしている佐伯彦次郎が待ち受けている。

2023/05/18

yamatoshiuruhashi

空也九番目の勝負。あと一冊。真っ直ぐ姥捨の郷に向かうかどうか迷いつつ、京に入れば舞妓を相手の芝居にて弁慶を演ずることになる。京と言えば僧兵も出てきて、これもまた面白い。が、まあ空也が真っ直ぐ目的地に向かえば亡くならずに済んだ命もあったものを、残酷な話でもある。ところで、姥捨の里では霧子、利次郎夫妻と子の力之助、そして眉月も待っているのだが、そこに江戸から正月準備の大荷物が届く最終場面には違和感。そもそも居眠り磐音シリーズでこの姥捨の郷は人に知られず、峻険な土地にあったのではなかったか。開発が進んだかな。

2023/01/09

はつばあば

なんとまぁ佐伯氏の老人パワーには恐れ入る(笑)。今年に入ってから何冊出版されたか!。しかも京の祇園で空也に弁慶の役どころを与えたり、かっぽれを躍らせたりしてお茶目すぎます(#^^#)。それにしても薩摩の最後の刺客、あざといですわ。京から滋賀の山の中をド~ンと通り抜け、車で通っても鯖街道は味がありました(^^♪

2023/07/13

感想・レビューをもっと見る