読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

シュナの旅 (アニメージュ文庫)

シュナの旅 (アニメージュ文庫)

シュナの旅 (アニメージュ文庫)

作家
宮崎駿
出版社
徳間書店
発売日
1983-06-15
ISBN
9784196695103
amazonで購入する

シュナの旅 (アニメージュ文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

yoshida

チベット民話「犬になった王子」を元にした宮崎駿作品。ナウシカやラピュタ、もののけ姫を彷彿とさせる。根底に流れるのは自然との共生か。貧しい小国の後継者シュナは、倒れた異国の王子から聴いた豊穣の恵みをもたらす穀物を求めて一人ヤックルと西へ旅立つ。人買いの車を襲い、自分の意志で降りたテアと妹を救う。姉妹をヤックルに預け旅を続けたシュナは遂に豊穣の実を見つける。人買いに買われた人々の行末。自分自身で意志をもち生きる事の大切さ。禁忌を犯す事の因果と救い。人は独りでは生きられない。ジブリ作品の共通のメッセージがある。

2016/05/04

混沌

【処女作ではないのだが】『ナウシカ考』で知る。読メにササッと目を通すと、これはもうすぐ手にしなければいられない程に興奮。職場近くの図書館にもあるが、ええいもう地元書店で買っちまったぜ。なんと便利な世の中。漫画と紹介されていたが、むしろ絵本。あえて言えば「映像化本」か。映画化されたものの原型がぎっしり。途中からファンタジーで確かにもとは民話だなと。《ずっと昔に亡びてしまったはずの種族がここでは生きていた》ここが好き。「崖の上のポニョ」でもそうだった。文庫本とはいえオールカラーでこれはタダ同然の破格。

2020/01/08

後藤 仁(GOTO JIN)

 この本は1984年、私が15歳の時に読んで以来、私の最も大切な作品となっています。その奇想天外なストーリーや不思議な異国の世界観は魅力的です。私の絵描き人生に、大きな影響を与えている事は間違いないです。 この度、『シュナの旅』の原話となったチベット民話『犬になった王子』(岩波書店/文:君島久子)を初絵本化する事になり、作画を私が担当します。これもご縁だと思います。2013年の11月15日に岩波書店から出版されますので、ぜひ書店や図書館でご覧下さい。よろしくお願い申し上げます。日本画家・絵本画家 後藤 仁

2004/01/01

thayami

大地・自然への感謝。緑の巨人の巨人が土に還るのは、やはり自然循環を示唆なのかなぁと感じる。結果、摂理に逆らう報いがシュナの”喪失”ではなかろうか。但し、シュナの想いが、同時に神人の怒りをも癒したのだと推察。黄金の穂は、シュナの成長の証でもある気がする。ジブリの絵は、いつも温かみに溢れるなぁ。蔦屋+スタバのコラボ店で、席に着くと本著が目の前に!”横道”それる楽しみを堪能。(笑)

2016/05/01

夜長月🌙新潮部♪

ひなた*ぼっこさんに薦められて読んでみました。さっと読める絵物語なのですがぎゅっといろいろな思想が詰め込まれています。さすが宮崎駿さん。麦の奴隷となる人間。「サピエンス全史」を読んで書いたのですか!と言いたくなります。麦に支配されることから抜け出して麦を支配することで幸せを作り上げれればよいのですが。そして人の善性と悪性の2面が巧みに描かれています。根本は善性と信じたいものです。チベット民話が元になっているそうですが続きがとても気になるエンディングでした。

2019/04/02

感想・レビューをもっと見る