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音の犯罪捜査官: 声紋鑑定の事件簿

音の犯罪捜査官: 声紋鑑定の事件簿

音の犯罪捜査官: 声紋鑑定の事件簿

作家
鈴木松美
出版社
徳間書店
発売日
1994-08-01
ISBN
9784198601362
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音の犯罪捜査官: 声紋鑑定の事件簿 / 感想・レビュー

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のぶのぶ

テレビで知り、声紋鑑定の元祖、鈴木松美さんの著書。23年も前の本ということで、声紋鑑定の黎明期を実際の事件と鑑定、証拠として受け入れられるようになり、今に繋がっていることがよくわかる。声によって、身長がわかり、声帯の劣化により年齢がわかる。リセットパルスでどの辺からかけられたものか、まだ逆探知ができる前段階。バックの音からどういうところで録音されたか、ステレオでとられた音から距離もわかる。とても興味深い。悪いことはできない。当時は、すごく苦労をして鑑定しているが今はもっと便利に速く鑑定ができるのだろう。

2017/01/14

イズム(清瀬泉夢)

たまたまブックオフで目に付いたので購入しました。かなり昔の本ですので今とは全然違う技術にはなってますが、事件の詳細やその事件に関する当時の様子などが書かれていて読んでいて引き込まれました。音だけでここまでわかるのか!と感心した一冊でした。

2013/12/16

Ted

TVでお馴染み、日本音響研究所の鈴木氏が書いた一般向けの本。脅迫電話の音声分析から犯人の年齢・身長・出身地・生い立ち・生活環境・健康状態・心理状態・職業などの全体像をプロファイリングしていく過程は、スリリングで知的興奮を覚える。また、音声分析とは逆転の発想で、声紋から音声を合成していくモンタージュ・ボイスにも好奇心をそそられた。音声分析のパイオニアとしての苦労は並大抵ではなかったろうが、それを支えたのは氏の「音に対する異常な執着」があったからこそ可能だったといえよう。

2010/07/19

新橋九段

昔の本なので今にどれだけ適用できるかはわからないけど、興味深く読んだ。今はさらにいろいろとわかりそうだな。

2018/08/05

kuni

テレビでもよく見かける筆者。音による捜査の確立までの過程がわかりやすく書いてある。 初版が94年。最初の頃の事件は知らない事件であるが、最後のグリコ森永事件、日航機墜落事故は覚えてる。グリコ森永事件は、あと少しまで迫っていた感じ。その辺りのことは全く覚えてないけど^^;

2017/01/18

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