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海がきこえるII アイがあるから

海がきこえるII アイがあるから

海がきこえるII アイがあるから

作家
氷室冴子
出版社
徳間書店
発売日
1995-04-01
ISBN
9784198602871
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ジャンル

海がきこえるII アイがあるから / 感想・レビュー

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p.ntsk

『海がきこえる』の続編。大学生になった拓と里伽子。お話は二人をとりまく人間関係を含めたドラマに発展しています。ホロ苦さがました感じです。氷室さんがご存命だったなら・・・パートⅢ社会人編読んでみたかったな。舞台は再び東京と高知。社会人になった拓と里伽子の恋と仕事に揺れる青春模様・・・なんて笑。ラノベの先駆けともいえる集英社コバルト文庫でコバルト四天王と称された氷室冴子さん。円熟にさしかかった彼女の新作が読みたかったです。近藤勝也さんのイラストも素敵でした。[共読反映の為登録 2012/10/30読了]

2018/08/11

sakadonohito

前作のほぼ直後から始まる続編。他人を思いやれるちょっと優しい人になれた気がした。あと自分の昔も少し思い出した。「アイがあるから」の章を読んでしみじと「そやねぇ」と感慨に耽った。

2023/02/16

こまっちゃん

あの時代、女は突っぱっているのがトレンディーだったのを思い出す。どの時代も、小説の中の女は時代が欲しているキャラクターなんですね。

2016/04/05

きょん。

映画(原作でいうと1巻)がとにかく大好きで、昔から何度も観てるストーリー続き。里伽子にふりまわされっぱなしの、それでもいかにも地方出身という感じの男子くささのある拓の関係がすごく好きだ。拓を猛烈に振り回す津村先輩、女からしたら絶対嫌いだけど、結局男の子達はみんな気になっちゃうんだろなーっていう性格がある意味気持ちいい。設定は20年前くらいだろうけど、この青春物語は今もこの先もきっと、私の中でずーっと永遠のバイブルとして映像(映画は勿論、今回の小説も鮮やかな脳内映像として)で残るんだろなと思う。

2014/08/09

QP

海がきこえるの続編。前作は主に高知が舞台で主人公拓は高校生の最後から東京の大学に入学して夏休みまで。土佐弁バリバリで青春時代のラブコメ的だった。 今回は夏休み後からクリスマスまでの物語。作者後書きにあるように津村知沙に焦点があたり、里伽子の影が薄い。拓が都会の雑音に同化していくようで、寂しい。

2022/08/19

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