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カードミステリー―失われた魔法の島

カードミステリー―失われた魔法の島

カードミステリー―失われた魔法の島

作家
ヨースタイン・ゴルデル
Jostein Gaarder
山内 清子
出版社
徳間書店
発売日
1996-03-31
ISBN
9784198604493
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カードミステリー―失われた魔法の島 / 感想・レビュー

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雪紫

母親探しの父子の旅が行先が旅先で渡された豆本「プルプルソーダと魔法の島」とリンクしていく哲学的ファンタジー。その時勢が産んだ父無し子の不遇。トランプのジョーカーだけを集める父親。豆本の秘密。父子が語り、論じ合う哲学。それらがすべて家族の物語へと収束していくのが綺麗。・・・良さの伝え方がわからないのでとりあえず何も言わず読むのが賢明。

2022/09/17

ぶんこ

自分探しに旅に出る・・4歳の子供を置いて? 導入部から共感出来ず、ただノルウェーからギリシャまでの旅物語として読むのは面白かったです。章毎のトランプのイラストも、じっくりみると面白いです。 あとがきを読んで、12歳くらいの少年少女(主人公 ハンス・トマスの年齢) が哲学書を読みたいと図書館に行っても無いだろうからと「ソフィーの世界」を書いたとあり、読もうと思ったら、読メの大人の方々でも難解だったと知り、やめました。 それにしても、家出した妻に寛大な夫に、ただただ驚かされました。

2014/08/15

はせこー

前に読んだ本書を再読。 まず話のストーリーが面白い。 引き込まれる感じ。 読み終わって哲学的な考えはすぐに身につかないなと思った。

2013/02/28

本の蟲

某グルメ漫画で紹介された、作中の架空の飲み物「プルプルソーダ」が気になって…。『ソフィーの世界』は繰り返し読んでいるし、ゴルデル他作品もいくつか手に取っていたが、本作は初読。数年前出て行った母の手がかりを見つけ、アテネに向かう父と主人公ハンス。道中手に入れた豆本には、現実とは思えない不思議な出来事とともに、遠い昔から現在までつながるハンスの家系の因縁が描かれており…。哲学的でありつつ、堅苦しさのまるでない。読みやすいロードノベルであり、入れ子構造のミステリであり、世界の不可思議に気付かせてくれる良書

2024/01/24

Yusaku

友達から勧めてもらった。 父と子が母親を探す旅の途中で老人と出会い、不思議な体験をする。 不思議な体験を通して子は奇跡を知ることになる。 普段なんと無く見ている世界が実はそうではないんだという作者の意図がすっと入ってくる本でした。

2013/04/20

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