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日本人への遺書

日本人への遺書

日本人への遺書

作家
天本英世
出版社
徳間書店
発売日
2000-01-01
ISBN
9784198611248
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日本人への遺書 / 感想・レビュー

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テツ

仮面ライダーの死神博士役で有名な天本さん。その後はバラエティー番組などでご活躍されていたとか。勿論僕の年齢的に当時の活躍を拝見したことがないので著者の人格に全く先入観がない状態で読むことが出来ました。実践を伴わず頭の中だけでこねくりまわした思想信条を弄び右だ左だと騒ぐ昨今の思想家(に憧れる子たち)とは異なり、人生を歩む中で自ら創り上げた自由主義、無政府主義的な思想。知性と飽くなき反骨心が絶妙にミックスされた彼の言葉は興味深く面白い。生前に存じ上げていたらファンになっていたと思います。

2017/03/27

しょむ研(水野松太朗)†選挙マニア!?

 死神博士、日本人を叱る。自身を「無政府主義者」と名乗り、反骨精神あふれる言葉で世相を斬っていく。

2018/12/13

狆Chan

死神博士こと、スペイン文化アマチュア研究家「天本英世」が現代日本人へ宛てた遺書。

namunamuナムちゃん

アナーキーである。 東大に入って決まった道を行くのなんてつまらないと言って俳優になる。彼は自分で考え運にも助けられて生きてきた。面白い。 「哲学というのは、勉強して学ぶものでは決してない。どんな環境に生まれようが、どんな職業に就こうが、本を読もうが読むまいが、つまり、 自分で考えない人間には哲学がないのだ。自分を知り、自分の足元を見て、自分で考えて生きている人間には、哲学がある。どんな職業の人間であろうが、立派な哲学を持った人間はいるし、出世のことしか考えていないような大学教授などには哲学がない。」

2021/12/09

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