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夢見る猫は、宇宙に眠る

夢見る猫は、宇宙に眠る

夢見る猫は、宇宙に眠る

作家
八杉将司
出版社
徳間書店
発売日
2004-07-21
ISBN
9784198618803
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ジャンル

夢見る猫は、宇宙に眠る / 感想・レビュー

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すしな

002−22.去年の12月に自ら命を絶たれた作家さんの作品というので読んでみました。死ねない猫が宇宙を漂っていて、その猫が寂しさを紛らすために見ている夢が人の一生という寓話をベース進んでいくSFです。そういった生死感は暗示的なものを感じなくもないですが、二重スリット実験といった物理や哲学の難しい内容もありますが、ナノマシーンや人型のロボットスーツなんかも出てきて楽しめました。

2022/01/05

niisun

日本SF新人賞を受賞している2004年の作品。あまりSFモノは読まないのですが、たまに読むと新鮮で良いですね。しかも、自分と同い年の作家さんが書いていることもあってか、SFの世界観が自分の想い描くものと近く、頭にすんなり入って来ます♪ ナノテク、平行世界、火星移住、誰かの夢、etc・・・と、多少アイテムはステレオタイプのような気もしないではないですが、最後まで読ませる登場人物や物語そのものの魅力があるように想います。

2015/04/12

ひさか

お話の中で語られるフレーズがタイトルになっています。 ありがちなアイデアなんですが、ハードに、そしてファンタジックに、とても興味深く、面白い世界が語られます。楽しめました。読まないと後悔するお話です。

2014/03/23

The lost FRIGATE

〈★★★★★〉Kindleセールにて。やっぱり火星ってどうしても夢がある。火星の人はまたちょっと違うけど、俺の中で火星ってとてつもなく切なくてロマンチックで物悲しくて強く揺さぶられるイメージ。まぁ、ナデシコとかクリュセの魚のせいなんだけど。その一つに加えたい本作。切ない、ホア可愛い、気付いてないふりをしてたり、思ってても言えなかったりの恋心みたいなのがたまらなく好きなので、どストライク。良かった

2020/12/27

ウタマキ・コウ

最後の夢見る猫が云々は、必要なのかなあ。なくても良いような、ある方が面白いような。

2006/04/06

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