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ソロスの警告 ユーロが世界経済を破壊する

ソロスの警告 ユーロが世界経済を破壊する

ソロスの警告 ユーロが世界経済を破壊する

作家
ジョージ・ソロス
藤井清美
出版社
徳間書店
発売日
2012-03-17
ISBN
9784198633707
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ソロスの警告 ユーロが世界経済を破壊する / 感想・レビュー

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roughfractus02

ユーロに共通の財務省を作る提案は2015年になされたがまだ存在はしていない。著者がそれ以前にその提案をした本書では、ユーロに支払い能力の危機を管理する財務省がない点を指摘した。一方流動性を管理する中央銀行ECBは歴史的にインフレに何度も見舞われたドイツ中心の緊縮財政政策によって状況は厳しくなっていると批判する。本書は政策立案者としてユーロ圏の欠陥を是正するための見取り図(ECB、EFSF、IMFの役割分担から始まる)を提示する。一方、この見取り図から外れる度合に応じて、投資家の彼は冷徹に対応するはずだ。

2017/02/28

takuya

☆5 【感想】ユーロ共同債賛成の意見を見るのに購入。寄稿された時期は2008年くらいからだが、古さを感じさせないのは、ユーロの持つ欠点をついたものだからだろう。ここまで事態を悪化させたのは、メルケル始めブンデスバンクと思う。歴史に残りかねない失策を続けてはいけない。ユーロ共同債反対派の意見も読んでおきたい。

2012/05/21

スプライト

主に欧州危機に対するソロスの論考をまとめたもの。EU財務相、ユーロ共同債ドイツの責任を主張。

2012/05/06

jack

「ソロスが相場師だとする見方は、的を外している。」 彼は人類そのものを、駒に見立てチェスをする、新手の哲学者だ。 ☆4.8

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