KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

きみが好きだった

きみが好きだった

きみが好きだった

作家
凪良ゆう
宝井理人
出版社
徳間書店
発売日
2013-02-27
ISBN
9784198635633
amazonで購入する

きみが好きだった / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

きょん

高校生編がなんとも切ない。自分で自分を養っていけるようになるってやっぱり大事なんだよなと再度実感。再会後の高良くんの頑張りに思わずエールを送りたくなるなあ。駄目男に嵌る子って、また流されていきそうだからしっかりマヤちゃん先輩を捕まえていて欲しい。

2015/12/15

みずほ

小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 1部は高校時代で攻視点。2部は13年後、受視点で眼科医×飲食店マネージャー。丁寧な心理描写で安心のクオリティ。ダメンズ好きの受・真山が、高校時代から自分を一途に思ってくれた高良と十数年後に結ばれる話。凪良さんの一途攻は本当に攻の鑑だね。諏訪はどこか憎めない男だが・・・自分の寂しさをコントロールできず、人を傷つけ、さらに孤独になってしまう破滅タイプのロクデナシ。スピンなら受でお願いしたい。しかし、あのペンションでは、男3人と女2人ですごい相関関係が展開されてたんだなあ(笑)

2013/09/04

アネキ

②部構成になっていて、読みやすい①冊でした☆でも客観的に見ても、なぜ高良を選ばないんだろう・・・ってマヤちゃん先輩のダメンズぶりにはヒヤヒヤしたもんです(笑)でもやはり性癖の問題(結局はなかったんだけど)はデリケートで、失いたくない友人・・・大切な人であればあるほど、伝えられない想いってあるんだな~と切なくなりました(*^_^*)そんなに大きな障害もなかったけど、さっくり読める10年愛でした❤

2013/09/25

このん

眼科医院の息子の高良。はとこで友達の諏訪。そして、諏訪の恋人マヤちゃん先輩(真山)3人で一緒に行動するうちに高良は真山に惹かれていく。女の子と平気で浮気をする諏訪を、それでも好きな真山。諦めるしかない高良の気持ちが切ない。13年後に真山と再会した高良は真山への気持ちが再燃し付き合う様になるが、真山の態度から自信が持てず、それでも「ずっと好きだった」と告げる。「俺が好きなほど、マヤちゃん先輩はおれを好きじゃないよね」高良の言葉に泣けた。いい年した諏訪しっかりしろ!と思う。イラストが合わない。(3224)

2013/03/12

ミル婆

タイプは違うがどこにでもいそうな3人それぞれの心の機微をスムーズに感じ取れた。募る想いを伝えられず余裕のない高校生編も、互いの環境や周囲に目を配れるようになって一歩引いてしまう大人編も、どちらもちょっとした劣等感がブレーキになってもどかしい展開にぎゅっとくる。ドラマチックに泣かせる話ではなくじんわり自然な切なさ。青くさいのが読みたい気分だったのでノスタルジーに浸れて満足。

2013/03/11

感想・レビューをもっと見る