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ドキュメント電王戦: その時、人は何を考えたのか (一般書)

ドキュメント電王戦: その時、人は何を考えたのか (一般書)

ドキュメント電王戦: その時、人は何を考えたのか (一般書)

作家
夢枕獏
海堂尊
貴志祐介
出版社
徳間書店
発売日
2013-08-29
ISBN
9784198636586
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ドキュメント電王戦: その時、人は何を考えたのか (一般書) / 感想・レビュー

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しーふぉ

コンピューターは人間を超えたのか?対戦した棋士がA級棋士を含む現役のプロの将棋指しだったので結果に衝撃を与えた。しかし、プログラマーも棋士に敬意を持っている方が大半だったのが好感を持てました。棋士も本気で戦ったからこそ面白く興奮した。GPS将棋の600台以上のPCを繋ぐクラスタ凄すぎる。

2014/12/20

そり

もうこれSF小説じゃんか!って世界に人間が踏み入りかけている。そう思わされた人間対コンピュータの棋戦「電王戦」。 出場棋士、プログラム開発者、解説者の方へのインタビューで、意見がかなりバラついていて面白い。 コンピューターとの向き合い方について、電王戦に関わった人達が強い関心を持っていることが伺われる。ドワンゴの川上会長の御話では、既に機械が社会の一部を取り仕切っていること知った。機械が「道具」から別の何かに移行する、今はその黎明期なのかもと思い怖くなる。「電王戦のすべて」よりもこちらが本命の出版物か。

2013/09/02

緋莢

2013年3月。将棋の歴史に残る大きなイベントが行われた。プロ棋士VSコンピューター将棋ソフト、五対五の「第2回電王戦」。ニコニコ動画で延べ200万人が視聴、マスコミでも大きく取り上げられた、このイベント、そこには何があったのか。プロ棋士、将棋ソフトの開発者に将棋好きの作家や漫画家が話を聞いたり、対局の模様などをレポートしたものを収録した本。

2014/12/03

R

電王戦というイベントにおける、映画パンフレットのような内容でした、読むとより面白く感じられるそんな気分になりました。まだ、電脳将棋については、イベントも含めて未見ですが、そこに至るまでの経緯や歴史、そこに挑む当事者たちの考え方や所作、それこれをリポートや対談形式で露わにしていくといった内容で、大変面白く読めました。将棋が、という話しもさることながら、もっと大きく、興行という仕事、商売について、考えさせられる内容でもあったと思います。

2014/05/06

Mzo

電王戦は中継は見てなかったんだけど、結果はすごく気になってました。本書は棋士と開発者の双方の意見が読めて非常に面白かった。近い将来にはコンピュータの方が強くなるのは自明の流れの中で、特に棋士側がそれを悲観するでなく、将棋の普及に繋げることを真剣に考えている姿に胸を突かれる。今は亡き米長会長のビジョンの確かさに感服。そして羽生さんの考察は流石です。

2013/10/18

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