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ハルと歩いた (児童書)

ハルと歩いた (児童書)

ハルと歩いた (児童書)

作家
西田俊也
出版社
徳間書店
発売日
2015-12-11
ISBN
9784198640699
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ハルと歩いた (児童書) / 感想・レビュー

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ぶんこ

2歳の時に病死した母の故郷に越して来て1年。小学校の卒業式の日にホームレスから迷い犬を託され、飼い主を探し始めた陽太。馴染めなかった奈良の町、人見知りだった陽太が、犬と町を歩くことから、様々な人から話しかけられて成長していきました。私は飼い犬を盗まれた事があり、何処でどうしているのかと苦しんだ日々を思い出し、涙が止まりませんでした。陽太君のような、優しい人の手元に引き取られていたらいいな。

2016/06/29

はる

引っ越してきた町に馴染めない孤独な少年が、小さなフレンチブルドッグと出合ったことから世界が広がり成長していく物語。フレンチブルドッグの仕草がとにかく可愛い。犬との生活を通して様々な事に気付いていく様子が爽やか。憧れの同級生の少女も一見冷たそうだけど実は優しい子で、二人のやりとりも読んでいてほっこり。終盤の展開がとても良かったです。

2016/06/23

パグ犬

ぶぶぶぶ…と鳴く迷子の犬を託された少年は、飼い主探しの散歩を始める。それは、母のいない少年の静かな寂しさを癒し、俯きかけた気持ちを前進させる散歩になっていく。フレンチブルドッグの描写が繊細で、日常的に愛情を注いでいる人が書いた文章であることが文面からも感じられる。裏表紙にある著者と愛犬との写真が、この物語の温かみを凝縮しているように思えた。

2017/01/27

tan

始めましての作家さん。スカイエマさんの絵が好きで、今までこの方の表紙絵の本にはハズレがなかったので期待値が大きかったからか、文章の終わりが「~かった。」が続いて読みにくく、子供の作文のようで稚拙さを感じた。児童書なのでそれでいいのかもしれないがなんだか手抜きのようで不快だった。陽太やくるみの性格がいい子のようでひねくれているようでよく分からず。父親をナオと呼ぶとかくるみをミルクと呼ぶとか、その感覚も理解不明。自分がフレンチブルを飼っているから書きたかっただけの話か?ラストが良かったことだけが救いだった。

2020/10/14

杏子

読書感想画指定図書高学年向け。犬を飼ったことのある人なら、この作品が好きになるかもしれません。飼ったことがなくても、好きになりました。陽太とフレンチブルドッグが奈良の町を歩く様子がとてもいいですね。犬が好きなおばちゃんやおじちゃんたちが自然な感じで声かけてくれる。きっといい町なんでしょうね。

2018/06/23

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