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殺人鬼フジコの衝動 限定版 【徳間文庫】 (徳間文庫 ま 19-2)

殺人鬼フジコの衝動 限定版 【徳間文庫】 (徳間文庫 ま 19-2)

殺人鬼フジコの衝動 限定版 【徳間文庫】 (徳間文庫 ま 19-2)

作家
真梨幸子
出版社
徳間書店
発売日
2012-03-24
ISBN
9784198935399
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殺人鬼フジコの衝動 限定版 【徳間文庫】 (徳間文庫 ま 19-2) / 感想・レビュー

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こうじ

⭐️⭐️⭐️⭐️ いや〜残酷過ぎて読むのが怖かった^_^;また、実際にあった事件という事でかなり衝撃^_^;フジコも環境良くなかったかもしれないけど、殺すことはないのでは^_^;かなり心臓がバクバクです。でも、面白かったです。(*^_^*)

2016/06/18

hideko

BOにて108円買い。 記録小説的形式をとったフィクション。 両親にネグレクトを受けた少女が一家惨殺の生き残りとなり「殺人鬼フジコ」となるまでの話。とにかく自分というものが無く他人の目を気にする性格である。 ここまでアッサリと殺人、死体解体を繰り返していると逆に清々しさも感じる。 フジコの娘によるあとがきがあって、ただのグロい殺人鬼のストーリーが「えっ!?」と驚くミステリーとなっている。 そう来たか…

2017/10/15

ナルピーチ

抑えきれない衝動の先、そこは光の射す事のない常闇の世界。彼女は何を信じ誰を頼りに生きているのか。欲望だけに生きる苦しみと、貪っても充たされない悲しみが彼女を支配する。生々しくも衝撃的な“フジコ”の記録が此処にあり…。とても息苦しい読書、でもずっと惹き付けられるのは、この物語がグロさや気持ち悪さ、怖さを味あわせることが目的ではないからだ。それらを感じて漸く気付く事になる。本書に設けられた巻頭の「はしがき」と巻末の「あとがき」の意味。その“カルマ”がもたらす結末によって、この小説は更にグンと深みを増していく。

2023/06/11

high

[15-279-147]両親からの虐待、同級生からの壮絶なイジメを受けていた森沢藤子は、一家惨殺事件で唯一生き残り、叔母に引き取られる。11歳の少女から殺人鬼フジコに変貌していく姿を描く…。ラストで頭が混乱…読解力不足で思わずネタバレサイトで確認してしまいました^^; これは再読必須です…が精神衛生上厳しいので少し間を置いてから…(-_-;) 『私はフジコ』と『インタビュー・イン・セル』も早く読まなくちゃ!

2015/12/01

りゅう☆

次作への序章となる「私は、フジコ」が読みたくて「殺人鬼フジコの衝動」を再読。殺人鬼となるフジコの心理や不遇な環境、いじめの描写、遺体をバラバラにするなどイヤミス感満載。初めて読んだ時はノンフィクションかと思い込んでたほど引き込まれたけど今回も一気読み。そして「私は、フジコ」では「殺人者は隣にいる」というTV番組の再現ドラマの配役たちの物語。ん?「スナックガブリエル」「~横丁」「6人のオタクの殺人事件」ってことは「みんな邪魔」と少しリンクしてる?そんな所にも作品の面白さを感じた。

2015/05/10

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