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しあわせの香り: 純喫茶トルンカ (徳間文庫 や 38-2)

しあわせの香り: 純喫茶トルンカ (徳間文庫 や 38-2)

しあわせの香り: 純喫茶トルンカ (徳間文庫 や 38-2)

作家
八木沢里志
出版社
徳間書店
発売日
2015-02-06
ISBN
9784198939151
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しあわせの香り: 純喫茶トルンカ (徳間文庫 や 38-2) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

シリーズ2作目で、前作を読んでから、少し間が空いてしまったので、正直出てくるキャストの立ち位置や役割、キャラがすぐに思い出せず、馴染むまで若干?時間を要してしまいました。今作は喫茶トルンカに集う常連客にスポットをあてたサイドストーリーです。「千代子ばあちゃん」や雫の幼馴染み「浩太」、花屋でバイトしながら絵を描き続ける「絢子」の3人です。中でも「絢子」の苦難からの再生、そして旅立ちを綴った作品はココロに響き、出会いの素晴らしさ、身近な人の大切さ、自分に無理せず、正直に生きることを改めてココロに刻みました。

2015/02/26

とし

珈琲香り漂う喫茶トルンカで、大好きだった人達とのふしぎな再会や出会い、心が癒やされ、あたためられ、ほんわかとした気持ちにさせられました。さらなる続編をと期待します。

2015/05/11

シナモン

図書館本。純喫茶トルンカの続編。奇跡のような再会を経て生まれてきた意味を見いだせた千代子ばあちゃん。コーヒーの木とシェード・ツリーのように雫と自分はお互い守り守られる存在だと気づいた浩太。今回もセピア色に染まった純喫茶トルンカに集う人達の優しさに癒される一冊でした。菫の「普通の日々を生きることが一番尊いのよ」の言葉が胸に沁みました。

2020/03/28

KAZOO

これは「喫茶トルンカ」の続編で、3つの話が収められています。どれも出会いと別れが主題となっているヒューマンドラマを髣髴とさせてくれてこの喫茶店の雰囲気と相まっていい味を出してくれています。おばあさんや高校生などが話題の中心となるのですが、この喫茶店自体が主人公なのでしょう。まだ続くのでしょうか?

2017/01/25

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

「純喫茶トルンカ」の続編。続編から先に読んでしまいましたが、楽しめました。東京の下町、谷中銀座商店街の路地にひっそりと佇む喫茶店。その店とそこに集う常連客とのハートフルな物語。おしゃれだけれどコーヒーの香りのしないチェーン店カフェが巷にあふれる現在、こんな昔ながらの落ち着ける喫茶店が少なくなりました。私もここの常連になり、ショパンの調べを聞きながら、文庫本片手に休日の午後を過ごしたい。★★★

2016/08/26

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